2014年5月2日金曜日

浜田往還 その3

ダウンヒル区間スタート!
道路は広いが、傾斜はかなりきつい。
雪の多い場所なので洞門がところどころにある。
スピードがどんどん上がる。


最高65キロぐらいまでいったか。
洞門の中でスピードオーバー気味になったので、思わずブレーキを握ったら、ガガッといういやな音が。
やばっ!ロックか?
即座にブレーキを緩め、なんとかカーブをクリアできた。
いやあ、あせった。
93程度に下がっていた心拍数が120前後に上がった。
その後は50キロ程度と、速度を抑え気味にして、坂を下った。

後で知ったのだが、この区間の洞門で一人落車されたそうだ。
恐らく、ぼくと同じ状態だったのだろう。
ブレーキをかけたら、後輪が滑って、洞門の壁にぶつかったらしい。
幸い、擦り傷で済んだらしく、自転車も問題なかったようだ。
たいしことがなくて本当に何よりだった。
改めて考えると、ぼくもその一歩手前まで踏み込んでいたのかもしれない。
ロードバイクのリスクを認識したのだった。

ゆるやかな下り基調の道が続く。
OKBさんたちに追いついたので、頑張って回す。
3040キロでの巡航だ。実にいい気分だ。

浜田港のお魚センターに到着。
午前1120分だ。

往路は95キロを5時間12分かかった。
休憩時間を除いた平均時速は26キロ。

大佐山から浜田までの平均時速は約35キロ。
下り基調とはいえすばらしいペースだ。
やはり速い人たちと一緒だと違うなあ。
普段の3割増しぐらいの力が出ている気がする。
本当にお世話になりました。
って、まだ終わっていないし。




お魚センターじゃ。さ、くうぞ。くうぞ。
駐輪して、ロックして。


ここです。お魚センターです。浜田です。日本海です。荒波です。海の幸です。
みなさんが続々と到着。いやあお疲れです。


海鮮丼1620円を注文。


イクラやウニ、ハマチ、アナゴ、ゆでエビってとこかしら。
いただきます。
運動した体に米が染み渡る。
通常の3倍のうまさ。
ドライブ客がたくさんいたが、おそらく私たちほど美味く感じていたの人はいなかったのではないかしら。
中身が減ったボトルに日本海の水いや水道水を補給する。一心地ついた。

1
時間半しっかり休憩。
初対面の方とも自転車という共通項があるだけで、花が咲く。
楽しいひと時だ。
国道191号を走って益田市経由のコースを選ばれたTさんも到着。
130キロを一人で走りきられたそうだ。
ブルベにも参加されているらしい。
すごいなあ。

でも、浜田を自転車で往復できると思う時点で、わしも、米津一成さん言うところの「距離感の壊れている人」の領域に足を踏み入れているのかもしれない。
となると次の目標はブルベなのだろうか。
まあ、当面は11日のグランフォンド石見200キロ完走かな。
食事を終え、お魚センター内を軽く見学した。



ノドグロの一夜干しやヨコワなどの鮮魚が並ぶ。
持ち帰り寿司も売っていた。
バックパックをしょっているが、さすがに土産はやめとこう。
しんどい帰路はできるだけ身軽にしたい。

港をバックに撮影。
日本海はないでいた。
ま、港の中だしね(^_^;)



ウノ君もよく頑張ったので記念撮影。
「風が吹いたら海に落ちるよ」と言われたけど、なんとか大丈夫だった。

さ、帰りますか。
午後1時。
家に帰るまでが遠足。

ここからが本番だ。


つづく

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