2014年5月19日月曜日

石見グランフォンド2014 その6

5CPのはすみ文化プラザに午後120分に到着。
気温が高くなってきて、結構ハードなコンディションだ。
コーラ、コーラ、あ、うんまい。はふ~~。
補給のおからドーナツ、豆腐をいただく。
豆腐のポン酢はミネラル分補給として飲み干す。
それだけじゃ足りないので、シリアルバーも食べる。




前のCPでおいしいお水は補給していたのだけど、これまでの道程で1本がほぼ空に。
その辺の水道水をダバダバと入れて今後に備える。

まもなく青い彗星さんも到着。
お疲れ様でした~~。

と、「ここでリタイアします」と衝撃発言。
前日の体調不良をおして参加したのだが、明日に疲れを残さないためには、ここが潮時と判断されたようだ。
はすみ文化プラザは、今回のコース中、もっとも南東の位置にあり、三次市からも近い。
奥さんに迎えに来てもらうのにも便利なので、ここまで頑張ったという。
うん、社会人として賢明な判断だ。
明日からもペダルを回すには、時に我慢しなくてはならないこともあるよね。

と、ken2さんが到着!
おおおお、頑張ったじゃないですか。
久手海水浴場から127キロ。
よく追いついてくれた。

感動の再会。
提供・ken2さん
ken2よ、これから一緒に走るぜ!」
「たっかんさん、でも俺もう一人旅で疲れちゃったです」
「馬鹿野郎!何のためにおれがいる!おれに任せろ」
「たっかんさん!」
ken2!」
ってな会話はなかったですが、ともかく一緒に走ろう。

これまで、あれやらこれやらで苦楽をともにしてきた仲だし。
最後の三瓶山には一緒に挑戦するしかないでしょう!
ken2さんの回復を待つ間、青い彗星さんとごあいさつ。


撮影・ken2さん

また走りましょう!
さらに心強いことに彗星さんのお連れさんが、一緒についてきてくれるという。
これからの平坦区間は2人より3人のほうが有利だ。
40分も休憩を取ったので、そうのんびりもできない。
いざ、粕淵へ!

走りはじめてまもなく100メートルほどの山を越える。
天空の駅として有名な三江線の宇都井(うずい)駅のそばを通る。




地上20メートルの高さにホームがあるそうな。
今度はゆっくり見にきたいなあ。

が、今は先を急ぐ。
追い風基調の中、江の川沿いの平坦ロードをひたすらとばす。
平均約30キロ。
これまでの経験上、ken2さんはこんな平坦が苦手なのよね~。
坂は尻尾を振りながら登っていくくらい大好きなのにね~・
大分、消耗しているようだ。





ここはセンパイにまかしときんしゃい。
後ろを確認しながら、離れすぎないように気を配る。



ここが正念場じゃ、脚をくるくる回すんだ!





撮影・ken2さん

撮影・ken2さん

後ろから3540キロの列車がかっとんでくる。
お連れさんが「乗らしてもらいましょう!」とペダルを回す。
わしもken2さんに「乗ったほうが楽だ!行こう」と声をかけ、スピードアップする。
うひょ~、速い、気持ちいい!

後ろを振り返ると、ken2さんが離れている。
乗れなければ意味がない。
前に「先に行っていてください」と声をかけ、脚をゆるめる。



このあたりの江の川は川幅が広い。
ダムが多く、水を満々とたたえている。
以前、県北ツーリングに見た風景だ。

午後35分、第6CPの粕淵に着いた。
制限時間まで30分残っている。これなら大丈夫だ♪
三瓶山に上れる。
あの山に挑戦できる!
疲れはあるけど、なんとかなる。

人の心配をしていると自分の疲れを忘れるのかな?
この区間、写真がそこそこ撮れたのも、一人旅じゃなくなって、心に余裕ができたせいかもしれない。

ともかく休もう。


つづく

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