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2018年10月5日金曜日

続・わしの夏休みを返せな一人バイクパッキング旅。某容疑者と間違わないでね編

どうも、たっかんです。

1000ブルベDNSの余韻がまだまだ続く10月1日と2日。
自転車でキャンプに行ってまいりましたわよ。
チャリさん、フルアーマーでアリマス。
フルアーマーウノカーボン

まずフロントはテントとマットね。
ギア替えにくい


8リットルの防水バッグの中に入れ、面接着テープで縛り上げた。
長さが違っていて、ちょっとバランス悪かった。
フレームバッグはモンベルのMサイズ。
これを付けるとシングルボトルになる

マルタイの棒ラーメンやモバイルバッテリーなどの小物を収容した。
トップチューブバッグはバイクラのおまけ。
チェーン鍵や家の鍵などこちらも小物を入れた。
サドルバッグはいつものR250。
さらにサンダルもぶら下げたよ


ツェルトやシュラフカバー、コッヘル、折りたたみミニテーブル、ヘリノックスのチェアゼロなどを突っ込んだ。
サドルバッグの上にツェルトのポールと、着替えを入れたスタッフバッグをバンジーコードで結わえた。
てな感じで15時前に自宅を出発!


車体が重い・・・
ま、しょうがないよね~


家の近くの峠を越える。
いつも走る道だけど、より足に力が入れないと進まない。
こりゃいい訓練ですわ。
歩行者・自転車専用道

ウエアは先日作ったチンクの長袖ジャージ。
パンツは通勤用として愛用しているモンベルのサイクルツーリングニッカ。
初秋のライドにぴったりだ。
台風一過で晴天だったけど、時折、吹き返しが強くなる、そんな一日だった。
のろのろと進む


峠を三つ越えると、廿日市市佐伯町に入る。
目的地は先日、ハッチさんと行った岩倉ファームパークキャンプ場。
うちから30キロちょっと。
近すぎず遠すぎず。
距離がちょうどいいのよね~。


前回も立ち寄った精肉店で、グラム460円の牛肉を300グラム購入した。
一人で食べきれるかな。
いったんキャンプ場にチェックインする。
ステージ前広場

一泊二日なので1人800円ね。
無料ではないけど、リーズナブル。
これで温水シャワーやシャワートイレがあるのだから文句ない。
町に比較的近いから買い物もやりやすいし。
荷物をパージ。軽くなる

ステージ前の広場で荷物をほどき身軽になる。
で、ファミマまで買い出しへ。
こちらではアルコール適宜と明日の朝食用のむすびを2コ買った。
これで夜の準備スタンバイだ。
夕暮れの空


ステージ横の柱を利用してモンベルのULツェルトを設営。
今回、せっかく持ってきたポールを使わず、ウノさんを倒立し、ポール代わりに使ってみた。
ツェルト設営完了

残念ながら高さが微妙に足りず、枕まわりの生地が垂れ下がってしまった。
これが原因で夜中に往生することになる。
ただ荷物が減らせるメリットは大きいので、次回以降は使い方を考えよう。
体を持って得た知見は、生かさないとね。
チェアゼロはいいぞ!


ステージの階段がちょうどいい感じだったので、食卓代わりに使う。
夕食は焼き肉。
調理器具はモンベルのチタンボール・ディッシュセット
チタン製なので軽いのだけど、焦げやすい。
肉を炒める時は、ちょっぴり水分を垂らしてすき焼き風にすると吉。
ま、焦げ付くことに変わりはないけど ^^;
焼き焼き

味付けは塩コショウだけ


日が暮れると途端に冷え込んでくる。
こんなことがあろうかと、持ってきたユニクロダウンジャケットを羽織る。
でも寒い。
温かくなったが、暇じゃ

焚き火セットを持ってきてないから、暇なのだ。
やっぱ焚き火ってすごいなあ。
暖かいし、時間を潰せる。
また一つ知見を得たぞ。
ハッチさんにB6君を借りればよかったな。


することもないのでツェルトに潜り込む。
まだ19時前だけどな。
お子様以下だ。
枕元が狭い


ツェルトの内部はさすがに狭い。
身長165センチのわしをしても最低限である。
カプセルホテルよりもコンパクトだ。
背が高い人はファイントラックのロングとかを選ばれたほうがいいかと。
使ったことないけど。
闇に浮かぶソフトハウス


枕もとのビールを空ける。
酔った。
おやすみなさい。


2時間ほどで目が覚めた。
トイレに行って、残った酒をあおってまた眠る。
夜中に目が覚めた。
外は寒い。
わしの呼気で内部が結露している。
ツェルトの頭側の張り綱を、自転車で支えていたので、高さが足りてないことは前述した。
結露してきた

なので濡れたツェルトの生地がたるんで、顔にまとわりついてくるのだ。
濡れる。冷たいわ。
体を起こすたびに髪が濡れる。ううむ。
今回持ってきた寝袋はモンベルのダウンハガー#3。
それに濡れないようにシュラフカバーをかぶせている。
よかった。
持ってきとって。
外は10度前後か。ようわからん。
ただ寝袋に入っている限り、まったく寒さを感じなかった。


午前7時前に起床。
おはようございます!

よく眠ったわ。
ツェルトは結露でびっしゃこだ。
水滴が見えるだろうか


髪を濡らしながらツェルトを抜けだす。
ツェルトの頭のほうはこんな風に垂れ下がっている。
これがわしを苦しめたわけね。
思わぬ伏兵だった


空は雲が多いが、晴れている。
寒いので、枕代わりにしていたダウンジャケットを羽織る。
雲はあるけど晴れ間も

まずは朝飯。
お湯を沸かして、マルタイの棒ラーメンをつくる。
前日残した肉を焼き、トッピング。
むすびとともにいただきます。
いただきま~す(^^)/

うむ。うまい。
温かいのが何よりのごちそうだ。


日が差してきたので、もろもろステージに広げて乾燥する。
乾燥撤収はキャンプの基本技やね。
太陽が一番

ふと見ると、タイヤに赤とんぼが。
秋ですなあ。
秋の使者


乾燥が済んだので、もろもろ畳んでゆく。
これだけのものが積載できるのですから大したもんだよ。
前列左からツェルト、シュラフカバー、マット、着替え、寝袋、ポール、SOLの銀シート


そうそうSOTOのフィールドホッパーは、とても便利なミニテーブルなのだが、持ち上げようとすると折れてしまう欠点がある。
先人たちの研究によると、アライテント製のペグをフィールドホッパーの裏の金具に挟むとその現象を防げるとか。
わしも手持ちのペグで試してみた。
これでも使えるよ


おや、モンベルのアルミピンペグが結構使える。
持ち上げも中折れしないし。
いいんじゃね。
また一つ知見を得たのだった。


そうこうしていると、腹が減ってきた。
実は昨日の肉はまだ残っているし、棒ラーメンは2人前だった・・・
ということで、昼飯も朝飯と同じに。
ううううう。
まったくグルメではないが、仕方がない。
既視感。きしめんではない


いただきます。
ま、うまいからいいんだけどね。


ということで12時前には撤収。
帰路は、ハンドルの防水バッグにシュラフとチェアゼロを入れた。
長さがほぼ一緒だったので、往路よりもハンドル周りの収まりが抜群に向上したことを報告させていただく。
ベルトで締めるのも楽だったし。
うん、いい感じ


サドルバッグには着替えのスタッフバッグも収容した。
多少、でかくなったけどなんとか入ったし。
100円ショップのサンダルは、廃チューブでサドルバッグに縛り付けた。
パッキング完了


帰路の峠でチエさんに出合った。
ツイッターとかで現況をつぶやいていたわしに反応して、サイクリングがてら、わしのキャンプを激励しようと向かってきた途中だとか。
わあ、ありがたや~~。
すいません、2泊もせんで帰ってもうて。
下手すりゃ合わずじまいだったのに、よかったわ~。
ほんまにありがとう。
おかげで帰り道の斜度10%を超すきっつい峠も心がポカポカしたまま、越えることができたのだった。


というところで、今回のちゃりキャンはおしまい。
その後、コンパクトな焚き火キットをわしも買ったのであった。
次に使うのが実に楽しみですなあ。
こうして道具ばかりが増えていく。
フォフォフォフォフォ。


おわり

2018年9月6日木曜日

閑話休題 初めてのちゃりキャン△

どうも、たっかんです。
キャンプと自転車は、わしのブログの先発2本柱である。
まあほぼほぼ自転車という意見もありますがね。
その2本柱がジョイントするというエポックメイキングな出来事を経験した。


そうそれが今回の「ちゃりキャン△」である。
まあ言うなれば今流行のバイクパッキングですいね。
大型のサドルバッグなどを使い、軽量なキャンプ道具を収納する新スタイルだ。
従来の自転車キャンプと違うのが、ダボ穴のないロードバイクでもOKということ。
最近のウルトラライト基調に沿って、キャンプ道具が軽量コンパクトに進化。
積載量が限られたロードバイクでも、手軽にキャンプが楽しめるワケ。
まあおかげで財布もウルトラライトになるけどね(定番ギャグ)。


そこで今季ちびちびと道具を買い足してきたのですが、ついに日の目を見る時が!
台風21号が日本列島に接近しつつあった9月3日(月)。
わしとハッチさんのオヤジコンビは廿日市市津田にある、岩倉キャンプ場へ旅だった。
わしのウノさん(左)とハッチさんのTNI号


まずは二人のバイクね。
わしはいつものウノさん。
R250のサドルバッグに、モンベルのフロントバッグ。
小型のフレームバッグであるトライアングルバッグMを装着。
それに着替えの入ったバックパックを背負う。
ハッチさんはTNIのアルミさん。
みんな大好きアピデュラのサドルバッグレギュラーとフェアウエザーのフレームバッグ。
DHバーにはドライバッグを強引に括り付けるというスタイル。
DHバーにこんな便利な使い方があったとは!
エアロポジションで荷物も載る!


しかしこんだけ積載すると、重いのなんの。
いつもなら無理せず上れる斜面なのに、えらい急坂に見えてくる。
正直、坂が出てくるたびに立ちこぎしてしのがんといけん。
いつもの倍以上、太ももの筋肉が酷使されたわ。


この日の天候ですが、台風が近づいているとは思えないほどの晴天だった。
裏道を中心に、魚切ダムの下から急坂を上る。
ダムの堰堤で記念撮影ね。


わしは半そでジャージにモンベルのツーリングニッカ。通勤スタイルだ

その後、西側の道路を抜ける。
木々が生い茂っているので、日陰が多いのはいいぞ!
国道433号に新たに開通したトンネルは回避。
旧道が歩行者・自転車用道路になっていたので、そちらに入る。
歩行者と自転車のみOK

路面には枯葉が目立つ。雨天時は滑るかも。
ただ、小石とかはないので走りにくくはない。
途中1カ所、落石があったかな。
湯来南のポプラで休憩し、コーラ補給。
自転車が重いわ

ここからしばらく芸南カントリーの入口まで軽い上りが続く。
やっぱいつもよりしんどいわ。
峠を越えて、廿日市市佐伯地区へ。
そろそろ腹が減ってきた。
目当てにしていたラーメン屋が閉まっていたので、今回は近くの食堂へ。
棚に作り置きのおかずが置いてあるいわゆる大衆食堂タイプね。
地元のおっちゃんや現場仕事の男衆で結構にぎわっている。
ホルモンうどん680円をいただく。
七味とにんにくでうまさUP

定食もあったけど、さすがに無理ww。
卓上の梅干しの塩分が運動した体に染みいる。
ごちそうさまでした。おいしかった。
ヤマトよ永遠に


食堂から3キロばかり走ると、岩倉キャンプ場に到着。
出発地点から33キロほどね。
キャンプ場内を行く


料金は1泊2日で800円なり。
平日といえど、数組がテントを張っていた。
今回のサイトは、キャンプ場の奥まった場所にある芝生広場。
ここを宿営地とする!

近くにライトハウスというシャワーやトイレ、休憩所があるのが便利だ。
荷物をほどいて、ささっとツェルトを設営する。
自転車や立木だけで設営する超軽量スタイルもある。
が、わしは今回はポールをフレームに括り付けてきたので、それを使う。
でけた!
設営OK!
奥にハッチさんのテントとタープが


ちなみに今回の荷物はこんな感じ。
結構な荷物でしょ


寝床はモンベルのULツェルト。
寝袋は使わず、シュラフカバー(モンベル)で。
マットはイスカのピークライトマットレス120。
椅子はヘリノックスのチェアゼロ。
この椅子はいいよ~。コンパクトだし、すわり心地もいい。
テーブルはみんな使っているSOTOのフィールドホッパー。
火器はSOTOのマイクロレギュレーターストーブとOD缶ミニ。
スノピのコッヘルから鍋を1個だけ。
着替えは半そでジャージ1枚、ユニクロのステテコ、ジオラインLWの長袖。
この季節なので、雨が降りそうだっけど、雨具はあえて持参しなかった。
食材はサタケのフリーズドライのパスタとカレーヌードルのリフィルタイプ。
これに現地調達をプラスする方針。


身軽になったわれわれ。
みやトラの自転車コースで極悪な上り坂として知られる所山へ向かう。
途中の七瀬川渓流釣り場で飲み物を補給する。
かつてフライフィッシングにはまっていたころは足しげく通ったのに。
ずいぶんと久しぶりに来た。
七瀬川渓流釣り場


そして所山へ。
10%前後の急坂が延々と続くが、樹木に覆われているので、涼しいのが何より。

なんとか上り切る。標高800メートルちょっと。
最後の一息!(ハッチさん撮影)

やったあ(ハッチさん撮影)

キャンプ場が標高300メートル弱なので、500メートル以上は上ったな。
時間は問題ではない。
上ったという事実こそ宝なのだ。


坂を下って、魅惑の里に到着。
魅惑の里を通過(ハッチさん撮影)

魅惑の里からは国道186号を西へ。
ゴルフ場の前を上りきってから、小瀬川沿いのダウンヒルへ。
天気もいい。道もいい。
コンディション上々。
のんびりでいいじゃないか。
ハッチさんは流石に速い。
あっという間に視界から消えた。


1530にキャンプ場到着。
ハッチさんはまだ走り足りなさそうだけど、わしはもう十分だ。


16時過ぎから津田方面へ買い出し。
岩倉のいいところは店が比較的近いところだ。
買い出しに行けるってのはポイントが高い。
聖湖だとこうはいかないもんね。


裏道を抜けて、3.5キロ離れたファミマへ。
ビールやチューハイなどを買い込む。
この時間、高校生でにぎわっていたファミマ

返す刀で津田の藤井精肉店へ。
肉の盛り合わせを500グラム頼む。
いい肉ゲット!おすすめです♪(ハッチさん撮影)

メンバーはグラム780円のカルビと白肉、ホルモンで計3200円。
今思えばもうちょっと量が多くても良かったかも?


キャンプ場に戻る。
シャワーを浴び、ステテコとシャツに着替えたら、リラックスタイムの始まりだ。
はだしでリラっクス!(ハッチさん撮影)

ハッチさんは超コンパクトなたき火グリルB6君をセットして焼き焼きモードに。
重たい装備を持ってきてもらって感謝です。
ビールをカシュッと開けてから乾杯。
おお、この一口のために生きてきた。
確実にそう言える。
これこれ!

これですよ!

シロ肉もいいし、カルビもうまかった。
ウイスキーのソーダ割りをいただき、グダグダと。
よく覚えていないが、22時ごろには就寝したかな。
憩いのひと時

途中、寒気を覚えてシュラフカバーにもぐりこんだ。
夏場なのでこれで十分だった。4時過ぎに目が覚める。
年寄りなのでトイレが近いのだ。
起床は6時。
空を見ると、青空が見える。
青空が

しかし次第に南の空に雲がかかり、小雨が降り始めた。
なので撤収を開始。
ライトハウスありがたや(ハッチさん撮影)


ライトハウスの軒先に退避する。
朝食はカレーヌードルとむすび2個。
カレーヌードルはモンベルで買った個別包装のやつ。
カレーヌードルうまし


カップがないが、ゴミが少なくて済むのがいい。
むすびに小アリがたかっていたが、細かいことは気にしないことで問題解決。
台風21号は近畿地方に向かっているらしい。
スマホの電源が切れそうなのだが、その前に辛うじて入手した情報によると、4時過ぎに県内に暴風警報が発令されたとか。
ああ、こりゃ小学校が休校になるパターンだね。
早く帰ったほうがよさそうだ。


8時前に出発。
ファミマで一息入れて、芸南カントリーの峠を越え、魚切ダム下を抜けて帰還。
約30キロの道中ずっと雨だった。
びしょ濡れ~(ハッチさん撮影)


下り坂はブレーキが効きにくいので特に慎重に走った。
重量物を積載しているので、さらにブレーキ効きにくいしね。
こういう状況だと、ディスクブレーキを試してみたくなるなあ。


それでも午前9時半には集合場所に到着できた。
最後は雨にたたられたけど、楽しい一泊二日だった。
今回は道具を絞り込んだけど、次回はもう少し装備を増やしてもいいかな。
食器がもう一つあってもよかったし、歯ブラシもほしかった。
シャワー完備なのでシャンプーも持ってきたかった(ハッチさんに借りた)。
いるもの、いらないものを選択していくのも、ちゃりキャンの楽しさだな。


というわけで、お付き合いいただいたハッチさんありがとうございました。
ようやく夏の暑さも去り、キャンプには絶好の季節になってまいりました!
休みがあえば、また行きましょう。
さあ、次はどこの森に行こうかな。

おわり