2014年5月10日土曜日

大島往復ライド (上)

56日(火・振り替え休日)
今回はMCRの大島ライドである。
社内関係者による非公認自転車サークル「MCR」の集いだ。
6時半に起床。
7時半前に可部からOさんが来た。

空気が冷たい。
下はビブショーツでOKだが、上にウインドバイカーを羽織る。
Oさんの車を車庫後方に置き、739分に出発した。

団地からの坂を下りて、五日市駅北口へ。
810分には到着。ちょうど30分。

チームジャージャージ姿のコバちゃんがすでに到着していた。
コバちゃんは夕方から仕事がある。
前夜も夜勤。
その合間を縫っての参加が。スキやねえ。

まもなくHAPPYMANさん、ガチオ君の筋肉ブラザーズも到着。
5台のバイクが揃う。
コルナゴ、デ・ローザ、ピナレロの伊3兄弟。
米キャノンデール、英VITUS


派出所のバイクが出入りするところに駐輪していたので、迷惑かけちゃった。てへ。
さあ出発だ。

五日市から廿日市まで裏道を走り、宮島街道へ。
ここからHAPPYMANさんがひいてくれる。
BORA ULTRA twoを履いた世界最強バイクのC59が風を切る。
フルカーボンだからブレーキをかけた時の音が「シャコー」って感じで独特なのよね。
軽いアゲンストの風を受けて走る。

宮島で小休止。


同じウエアを着て、まるでチーム。
ショッカー軍団が勢ぞろいってか。

勝手知ったる国道2号を走って、915分ごろに大竹ICのウエキそばを過ぎる。
ここまで1時間半だ。
待ち合わせ時間も入っているので、やっぱいいペースだ。


岩国市内を抜け、国道188号で南下する。
黒磯のセブンイレブンで小休止。
ゼリーとようかんを補給した。
車が多くて、道路を横断するのに苦労した。
 

時々、トップをひかせてもらった。
やっぱ逆風下のトップって負担なのね。
2530キロで走っても、後ろについていると心拍数が110ぐらい。
ところがトップを走ると140ぐらいになる。
風の抵抗ってすごいもんだな、と改めて実感した。


由宇町を過ぎると、大島が見えてくる。
潮風が気持ちいい。テンションが上がる。


一時期、オープンカーがほしいと思っていた。
ロードスターで風を受けながら走るなんて最高だな、と。
でも今はほしいと思わない。
風を感じるなら、自転車のほうがずっといい。
夏の暑さも冬の寒さも、潮風の香りも、春先の木々が萌える匂いも、全てを全身で受け止めることができる。

音もはっきりと聞こえる。
今の季節ならウグイスの声。
せせらぎの音。
カジカガエルのヒョロヒョロ―という鳴き声。
すべてがダイレクトに届く。

もっともいいことばかりではない。
「プッ」といきなりクラクションを鳴らされたり。
大型トラックが排ガスを噴き出しながら、抜かしていって、いきなり寄せてきたり。

それを上回る快感がロードバイクにはある。
まあもっとも、ほとんど荷物が載らないというマイナス要素はあるが。。

大島大橋への坂を上る。
休日だけあって、橋の手前の売店はバイクのツーリング客でにぎわっていた。
橋の歩道を走って渡る。


大畠瀬戸は潮の流れがまるで川のようだ。
荒々しく白いしぶきを上げながら、流れていく。
しなまみの海峡をいくつか見たが、ここまでの激流にはなかなかお目にかかれない。


大島大橋のたもとの駐車場で記念撮影。
12月は車だったけど、今回は自転車で来た。
無理だと思っていたことも案外できるものだな。

昼食場所のMISAKIへ。
大橋のたもとから約13キロだ。
海沿いの道は時折、軽いアップダウンがある。

ちょっとした坂でそれまでトップを快走していたHAPPYMANさんが、ガクンとペースダウン。
どうやら脚がつっていたようで、ペダルを踏むのがままならなかったようだ。
パスさせてもらって先行する。

さすがゴールデンウイーク。車が結構多い。
旧車のミーティングでもあるのかな?
古いスカイラインやフェアレディZがボボボボと図太い音を立てて抜かしていく。
トンネルの中だと、反響して極めてうるさい。


MISAKIに到着。文字通り岬の高台に立つおしゃれなカフェだ。
カレーが看板料理だとか。
店内も女性客やカップルでにぎわっていた。
場違いともいえるピチピチパンツのわれわれ5人が乱入する。
テラス席に案内され、カレーを頼む。
ところがなかなか出てこない。
1140分ごろに入店し、ようやくカレーが出てきたのが、1220分。
この日は風が強く、テラス席だと肌寒いくらい。
ひざ掛けを頼んだのだが、それでも寒かった。
カレーはとろとろ玉子のカレー辛口900円をルー、ごはん増量し、1000円だった。


温かいのが何よりのご馳走。
おいしくいただきました。

続いてきょうの目的地であるジャムズガーデンまで約4キロほど走る。
地元のかんきつなどを利用した手作りジャムが人気の店だ。


ここも観光客でにぎわっていた。
靴を脱いで店内に入る。
試食コーナーも充実。


出ていた分は一通りなめた。
デザート代わりの糖分補給完了。
自宅への土産に夏みかんマーマレード650円を購入した。


さ、用事は済んだ。戻ろう!

つづく

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