2014年5月17日土曜日

石見グランフォンド2014 その4

きょうの装備は、MCRのチームジャージ上下。
上のアンダーにおたふくのコンプレッションシャツを着ている。
ビブの下には何もはかない。
ウインドブレイカーはオルトリーブのサドルバッグLに入れている。
サドルバッグにはほかに補給食のようかん、ミニアンパン、ゼリー、2RUN、芍薬甘草湯、予備チューブ、タイヤレバーなどを。

このミニアンパン、エイドステーションでなんやかんや出てくるのでいらなかった。
浜田往還の時は、とても役に立ったのだが。
自主ライドとイベントの違いだね。
ボトルはダブルで。
水だけは切らしたくないしな。

今回、走行計画を全く作らなかった。
時間に縛られて走るのもな~~ってのもあった。
自分の脚力がどんなものか、実地で試したいってものあった。

まあ、ホンマはめんどくさかっただけなのけど。
前についていけばどうにかなるだろー。
CPの休みもそこそこにしとけば、なんとかなるだろー。
ってぐらいのゆるい気持ちだったのだ。

海岸を出発した集団は、朝日を浴びて、大田の市街地に分け入っていく。


信号がある。車も走っている。スピードは出せない。
先頭に近いグループとはいえ、平均30キロと驚くほどのペースではない。

市街地を抜け、丘を越え、田園地帯に入ると、一気に列車がスピードアップした。
速いときで40キロ。平均35キロ前後でかっとんでいく。



石見銀山へのゆるやかな上りは、平均26キロとけっこういいペースでこなしていた。
さっき抜かれた人を抜き返したり、抜いた人に抜かれたり。

8時すぎに石見銀山トンネルを通過。


トンネル内で後ろから速い列車が抜かしていったので、乗ろうとしたが、わしの脚には無理でした。

ここからは上がったり下ったりが続く。


みんな下りが速い。
いい感じに飛ばしていく。

825分、第1CPの高山そば道場に到着した。
28キロを1時間10分。悪くないペースだ。
時間が早いせいか、待ちもない。
まずサインして、ハンコを押してもらう。





そばをいただく。うんま~。
コーラも飲む。うんま~。
先日の浜田往還以来、コーラが補給食の定番になってしまった。
運動した体に染みるのよね。


お、青い彗星さんも到着。励ましあってお先に出発する。
止まった時間は約5分。再びスタートした。




近所のおじちゃんやおばちゃんが、わざわざ出てきて「がんばれ~」って声援を送ってくれる。
これが申し訳ないほどうれしい。
わしたちが酔狂でやっていることなのに。
なので「ありがとうございます」って手を振ってあいさつを返すようにした。
せめてもの感謝だね。

主要道をはずれ、「通行止め」の看板がある道へ入っていく。
昨夏の豪雨でがけ崩れが発生し、2トン以上の車両が通れないのだ。
もちろん自転車は大丈夫だ。体重入れても0.07トンぐらい。

このへんは山容がたおやかなので、山奥に入っても家はある。
手入れされた里山の風景は実に和む。


つつじが満開のおうちがあった。
田植えが終わったばかりの水田に映りこんでいる。
思わず声を上げると、一緒に走っていた人も「きれいですね~」とうなずいてくれた。

丘を越えると、第2CP の桜江まで林道を一気に下っていく。
先行車を追ったのだが、速いの何の。
小石が落ちているなど、道路コンディションも決してよくないのだが、いいペースで飛ばす。
わしもちょっと距離を置いて懸命にくらいついていく。

自転車を操作するのに集中していて、写真は全く撮れなかった。
途中、がけ崩れ現場の迂回路があった。
鉄板でできた仮設橋なのだが、好天のおかげで不安なく通れた。

2CPには95分ごろに到着。
今は公民館らしいが、元は小学校なのだろうな。
グラウンドが広々としている。


ここでロングとショートを選んで申告する。
もちろんロング以外の選択肢はない。


コーラとバナナ、揚げ物を補給。
5分で出発した。

さあ、これからヒルクライム祭りの始まりじゃ。

つづく

2 件のコメント:

  1. いいですね。
    今年の石見がどんなだったか手に取るようにわかります ♪

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  2. TAJIさん
    ありがとうございます♪
    あれやこれや書き連ねているので、なかなかゴールできません(^_^;)
    ほんとに最高のコンディションで走れてラッキーでした。
    長距離ライドって楽しいですね。

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