2014年5月1日木曜日

浜田往還 その2

西風新都ICの横を抜け、久地通りを北上する
太田川と出会う。
この後は国道191号を加計へ。
新緑の山が朝の光に明るく輝く。
いやあ。いい天気だ。絶好の自転車日和。
なんでもこのイベント、7回目ぐらいになるようなのだが、ほぼ好天ばかりだという。
すばらしいな。
自宅から久地通りを走り太田川の出合いへ。
左岸へ渡り、国道186号をひた走る。
いつもなら安野の花の駅で休むのだが、きょうは素通り。
ここまで小1時間。
あと14キロで加計だ。浜田は73キロだ。


久しぶりの太田川沿いの風景はすっかり新緑に塗り替えられていた。
山々の緑が朝のやわらかい光に白っぽく輝く。
春の山のアクセントになっていたヤマザクラも見かけない。

加計のセブンには740分ごろ到着。
1時間半ちょっとかかった。

サポートのKさんに写真を撮っていただいた。



ありがとうございます。
どうやら一番乗りのようだ。
Kさんは用事があって、途中の大佐山まで同行されるという。
自分で走れなくても、応援で参加するっていいイベントだな。
みんなが大切にしているのが実感できる。

しばらく待っていたらOKBさんをはじめ、みなさんが続々と到着した。
OKBさんには「またたくさん荷物を持ってきて」とあきれられた。

1月のしまなみライドの時も同じバックパックだが、あの時は輪行用にサンダルも入れといたので、もっと大荷物だった。
それに比べると軽装だと思うのだけど。
もっとも他の人は大半がリュックを背負っておらず、ジャージのバックポケットでしのがれていたみたいだ。

十数台のロードバイクが並ぶ。
さすが会社が大きいだけに変態さんの数も多いようだ。
トライアスロン部のジャージを着ている人もいて、かっちょE

40分ほど全員が揃うのを待ち合わせて、ここからクライムオン。
右がわし。左がOKBさん。

撮影・Kさん

浜田往還の実質スタートだ。
まずは温井ダムへのダラ坂を上っていく。

自分の走力に合わせて走るのが基本。
当初はOKBさんについていこうとしたのだが、温井ダムまでの途中でちぎれてしまった。

撮影・Kさん

自分のペースで脚が合った2人と一緒に登っていく。
メンバーが多いと、自分に合った走りができるのがいいな。
何よりも一人より楽しい。

王泊ダムを過ぎると、まだヤマザクラが残っている。
風にあおられて時折、花びらを散らす。
と、一陣の風が吹き、ひときわたくさんの花びらが降り注いできた。

まさに桜吹雪。
後ろから「遠山の金さんみたい」と言われて大笑い。
振り返ると2人の自転車も桜吹雪に包まれている。
本当に美しい光景だった。
写真には記録できなかったが、まぶたに焼きついている。
ちょっとした感動を他人と共有できるのがいい。

午前940分ごろに大佐山スキー場に到着した。

撮影・Kさん
ログを見ると平均時速約24キロ。
なかなかいい感じだ。



1カ月前は雪が残っていたゲレンデは、雪がすっかり溶け、グラウンドゴルフのコースになっていた。
クラブをにぎったおじちゃん、おばちゃんたちでにぎわっている。
サポートカー3台も到着。

カープの色こと「ソウルレッド」の車もある。いいねえ。奮い立つ。
それにしてもサポートカーがあるだけで安心感が全く違うな。
今までこういう形での集団ライドに参加したことがなかったので新鮮だ。
みなさんで記念写真。

撮影・Kさん

みんないい顔だ。
さあ、ここから浜田へ向けて、40キロのダウンヒル区間が始まる。

つづく

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