2024年4月30日火曜日

暑い、寒い、鹿怖い! 2024BRM413広島400km廃線跡・未成線巡り<下>

どうも、たっかんです。

4月13日(土)にあったBRM413広島400kmのレポート、後半戦突入です。

割と長いので、覚悟しといてな〜。


江津のPCを済ませ、国道9号を折り返す。

江の川の手前で左折する。

国道9号バイパスの下に架かる橋で左岸へ渡る。

江の川河口の広々とした景色。


さすが中国地方一番の大河だ。

これだけ広いと架橋も一苦労だろう。


古い街並みを抜ける。

かつては江津の中心部だったらしい。

左折して江の川沿いへ向かう。

なんか看板があった気がしたが、何だったのだろう(伏線)。


切通しを抜ける。

正面に江の川が。

右手の土手上に旧三江線の線路が川沿いに伸びている。

2018年春に廃止されてから6年。

踏切部分のレールは撤去されているが、線路部分はそのままだ。

草に覆われて、自然に帰りつつある。

川沿いの細い道を一人で川上へと向かう。

しばらく走っていると、むこうからランドヌールが大勢戻ってくる。

蛍光ベスト軍団来た!

え、なに??

「通行止め!戻ります。国道261号に迂回します」

ええ、まじ!

なんやかんやで10人以上戻ってきたかしら。

わしもその場でUターン、みなさんを追う。

先ほどの古い町並みと2階建て橋を渡る。

途中、Aさんとすれ違ったので声をかける。

先を急ぐ面々

261号に合流し、上流を目指す。

三江線と離れるが、しょうがない。

後を追うが、みなさんむっちゃ速い。

次第に離されて、見えなくなってしまった。

あらら。

わしはマイペースで進む。

8kmほど上った場所に次の橋が架かっていた。

どうやら橋のやや下流が通行止めになっていたようだ。

橋の間隔が8kmも開いているとは、さすが大河だ。


石見グランフォンドでおなじみの桜江町に来た。

カラフルな塗装で知られる桜江大橋で左岸に渡る。

ここからは再び旧三江線との並走である。

相変わらず川幅は広い。

道は狭いところもあり、あまり路面状況はよろしくない。

三江線跡と並走

太田川沿いと似た感じ。

落石を踏まないように轍をゆく。

と、路肩に見覚えのある自転車が止まっている。

今回はソロ参加のノダカナじゃん。

ブレーキトラブルで、リアが効かない状態という。

ちょっと見たけど、ディスクブレーキだったのでようわからん。

なんかの部分がペロンペロンしていた。

フロントブレーキでだましだまし行くしかないのでは。

というわけで、ここからしばし同行することになった。

本来ならもっと速い彼女だが、まあブレーキに慣れるまでゆっくり行きましょうや。


日が落ちて、周囲が暗くなってきた。

18時半過ぎに川本町の古い市街地を抜ける。

昔ながらの食堂があるらしく、ここらで夕食をとってもいいかなと思っていた。

が、江津でがっつりカレーを呑んだので残念ながらここは素通り。

19時25分、248km地点のPC3ローソン・ポプラ美郷町粕渕店に到着した。

22時36分がクローズなので貯金が3時間を超えた。まずまずだ。

一休み

ここではアクエリアスやロールケーキを補給した。

この後、写真が激減します

気温が下がってきたので、ジャケットを羽織った。

支度ができたので、ノダカナより先に出発した。

ま、そのうちどっかで追いつくじゃろ。


まだ島根県内なのだが、ここまで来たら地元に帰ってきた感が強い。

江の川沿いの道をひたすら進んでいくだけだ。

ひたすら長い両国トンネルを避けて、川沿いを行く。

道は真っ暗。川も真っ暗。

ただ見上げると、そこには星空が広がる。

カシオペアや北斗七星などの見覚えのある星々。

都会と違ってくっきりと見える。

20時53分、274km地点の宇津井駅跡に到着した。

思い出の宇都井駅

「天空の駅」として有名だったこの駅。

廃線前年の夏にあったTBCの三江線サイクリングでも訪れたなあ。

ノダカナが追いついたので、ここからしばし一緒に走った。

羽須美で橋を渡り、県境を越える。

ただいま、広島県。

帰ってきたぜ

国道375号を三次へ向けて走る。

この道、道路改良が進み、ずいぶん走りやすくなった。

ノダカナが眠気で一休みするというので、先行する。


22時ちょっと前に300km地点を通過した。

走り始めて16時間。4時間の貯金ができた計算だ。

600ブルべでは中間地点の300km前後でホテルを取り、仮眠するようにしている。

去年のGWの八幡浜から取り入れ、2日目の安全運転に役立った。

そのためには300kmまでにできるだけ貯金をすることが欠かせない。

最低3時間、長ければ長いほどいい。

今回の300kmで4時間は、自分的には満足できる数字だった。


道端に自販機があった。

小腹がすいてきたので、5分ほどストップ。

気温は10度台前半。

温かいミルクティーとソイジョイがしみいる。

三次市の市街地に入る。

三次駅前を通過し、東へ。

風景が寂しくなってきた。

江の川支流の馬洗川沿いを進む。

23時9分、315km地点の通過チェック、JR塩町駅に到着した。

温かそうな光

福山駅とこの塩町駅を結ぶのが福塩線。

今は存廃論議の対象になっていないが、将来は見通せない。


駅舎に入る。すてきなベンチがある。

最終便は終わっている。

ちょっと休もう。

終電後ですよ

ベンチに横になって目をつぶる。

途中、駅舎の照明が消えた。ま、ええわ。

30分ちょっと休んだ。

目を覚ます。

汗冷えで体が冷えてしまった。

むっちゃ寒い。

体がガクガクと震える。

激しく震えたので、多少は熱が生まれたらしい。

少しましになった。

これからのことを考え、サドルバッグからレインウエアを出し、羽織る。

テムレス手袋を付ける。

こんなこともあろうかと入れておいたのだ。

わしの中の真田さんに感謝だ。

近くに自販機があったが「冷たい」ばかり。

だめだこりゃ。

走り出す。

早く運動強度を上げて、体温を上げないと。

道路わきに自販機があった。コーヒーを飲む。

人心地ついた。


三次駅前を通って、国道54号線へ。

江の川沿いを行く。

志和地で国道を離れ、県道広島三次線に入る。


ほぼ平坦。単調な道のりである。

安芸高田市に入る。

田畑の中にまばらに家がある。

時間がなかなか進まない。

と、右手から何かが飛び出し目の前を次々と横切っていく。

鹿だ! 目がライトを反射し、怪しく輝く。

けっこうでかい。数匹の群れだ。

目の前を通過し、左手の草むらに吸い込まれていった。

ブリーフィングの情報通りではないか。

ぶつからなくてよかった。胸をなでおろす。


しばらく進む。

左手の空き地に妙なものが見えた。

四つん這いになっている人間?

いや、そんな変なものいるわけないじゃん。

いや、また鹿だ。今度は4,5匹の群れ。

こちらには向かってこずに、草むらに姿を消していった。

鹿が姿を消したとみられる現場

いやいや、すごいおるじゃん。鹿。

安芸高田、ここまでとは。

ヘルメットランプを最強にして、前方を幅広く照らしながら走るようにした。

その後も、道路わきに待機した鹿を2回ほど確認した。

夜間とはいえ、気が休まらない。

中国山地の鹿の生息地がここまで広がっていることを実感したのは初めてだった。


1時43分、348km地点のPC4セブンイレブン安芸高田向原店を通過した。

軽食を取り再出発しようとしたら、寒気で体が震えてきた。

なんとか走り出す。

気温が一桁まで下がった。寒い。

ここからの50kmちょっとが実に長かった。

サイコンの距離が増えるのが遅いこと、遅いこと。

我慢の時間だった。


三篠川沿いを離れ、可部の街を抜ける。

3時37分、384km地点の通過チェック、旧JR河戸駅駅舎に到着した。

えっ!というところにあったわ

かつての可部線の駅舎を、近くの空き地に移設したものという。

いったん廃線になったものの、地元の要望で可部~あき亀山駅間が復活したという数奇なドラマを持つ。

廃線、未成線という悲しい運命ばかりだけではない。

最後の最後に路線の復活という「希望」を持って来たのね。

粋な計らいじゃないか。ツネさんよう。


ここからは太田川沿いを市内に向かって下るだけだ。

太田川橋で右岸に渡る。

いつもの道を進む。

牛田の新こうへい橋から広島駅方面に向かう。

駅北の二葉の里界隈を抜けて、4時43分にゴールした。

制限時間27時間のところを22時間43分で走り切った。

昨年9月の400が22時間40分だったので、ほぼ同タイムだな。

きつい山岳がなければ、このペースで走れるのだね。


いつもの若草集会所で受け付け。

ツネちゃんと代表が待機してくれていた。

おつかれさまでした。

中盤に同行したノダカナはわしより30分早くゴールしていたようだ。

さすがの走力。すごいな。


ということで今年初の400kmを無事に終えることができた

春だからしょうがないが、日中と夜中との寒暖差が悩ましかった。

事前情報通りとはいえ、鹿の傍若無人ぶりには驚くしかなかった。

やはり簡単なブルべはない。


AJ広島のみなさま、一緒に走ったみなさま、ありがとうございました。

また、どこかの道でお会いしましょう。

さあ、次はどこへ走ろうか。


おわり


2024年4月20日土曜日

暑い、寒い、鹿怖い! 2024BRM413広島400km廃線跡・未成線巡り<上> 

どうも、たっかんです。

BRM413広島400kmに参加してきました。

2024年4月13日(土)、14日(日)に開催されたAJ広島のブルべだ。

広島、島根両県の廃線跡と未成線を巡る旅である。

で、完走した感想だが。

暑い、寒い、シカ怖い!

以上。


で、終わるのもなんなんでレポート始めます。

しばし、おつきあいください。


4時に起床した。

朝食を取り、4時50分に出発。

市内の駐車場に止める。

EDGE840の電源がなぜか入っていて、残りが十数%しかない。

バッテリーにつないでたちまち充電する。

予想外のことが起きると、あせる。

20分には駐車場を出て、マツダスタジアムへ。

30分に到着した。

ブリーフィングを済ませる。

ツネちゃんはこの後、仕事だそうで。お疲れ様です

車検を受け、6時に出発。

駅北側から猿猴川沿いを北上していく。

猿猴川沿いを進む

工兵橋で太田川本流に合流。

三段峡を目指して走っていく。

太田川沿いの河川敷には所々に仮設トイレがある。

尿意が我慢できないので、ひとつに寄って用を足した。


祇園新橋を渡り、太田川の右岸をさかのぼっていく。

柳瀬大橋を渡り、左岸へ。

広島のサイクリストにはおなじみのトレーニングコースである。

まもなく柳瀬大橋

そして本日の廃線跡その一でもある。

この界隈は可部線の可部~三段峡区間があった場所なのだ。

2003年に廃止され、30年が経過した。

レールは撤去され、線路跡は道路に変わっており、往時をしのぶ場所はさすがに少なくなってきた。

それでも鉄橋、トンネルが残っており、旧駅舎が保存されている場所もある。

そんな場所の一つがここ「安野花の駅公園」だ。

通過チェックじゃないけど写真を撮るY氏を撮る


桜の名所で、静態保存されている黄色のカラーリングの車両とのコントラストが美しい。

約10日前、2024年4月2日の様子ね

だが、車両の老朽化が進み、近々撤去されるという話も耳にする。どうなるのだろう。

安野のトンネルを抜けて橋を渡り、右岸側を走る。

道路状況はあまりよくなく、山際からの落石やコケ、枯れ木などがある。

気を使って走る。


午前8時14分、53km地点の通過チェック、加計駅ホーム跡に到着した。

この後、トイレで軽量化しました

駅跡は駐車場や観光交流施設になっている。

温泉も掘削されていて、湧き出る源泉にふれることもできる。

もちろん温泉もある。

人気の鯛焼き店よしおは時間が早いので閉まっていた。

温水洗浄便座付きのトイレもあり、わしの軽量化に貢献してくれた。ありがとう。


加計からは戸河内を経由して、三段峡へ向かう。

午前9時1分、69km地点の通過チェック三段峡駅跡に到着した。

レールと駅名標が残る

ここには記念のレールと看板が残っている。

名残の桜

名残の桜が美しく咲き誇る。最高じゃね。

花とおじさん。居合わせたノダカナ氏に撮ってもらった

国鉄の経営が傾くまで、ここから浜田へ向かう高速鉄道「今福線」が計画されていた。

本ブルべの中盤の主役でもある。


三段峡から中国山地越えが始まる。

まずは国道191号を板ケ谷沿いにひたすら上る。

虫木峠(むしきだお)のトンネルまで標高差300m、約7kmをのろのろと上っていく。

ヒルクライムが苦手なわしにとっては忍耐の時間である。

約40分かけてようやく虫木トンネルを越えた。

いきなり消耗した。疲れた。


珍珍街道という産直店に立ち寄る。

店は閉まっていたが、湧き水があるのでボトルに入れる。ありがたや。

恵みの水

松原の交差点を直進する。

国道191号を離れ、芸北の高原地帯を行く。

アップダウンがあり、ここでも体力を消耗した。

国道186号に合流する。

山肌にスキー場が見える。

この界隈は標高が高い。

いたるところに桜が残っていた。

いいねえ

10時40分、大佐山スキー場で一休み。

むすびを食べる。

大佐山スキー場

標高は約700m。今回のブルべの最高地点だ。

傍示峠(ぼうじだお)を越え島根県へ向かう。

島根へ下るよ

浜田往還でおなじみの道だ。

浜田市内まで約30kmのダウンヒルだ。

三つほどある上り返しをこなし、市街地に入る。

港を見下ろす丘に登る。

12時3分、123km地点のPC1ローソンポプラ浜田原井店に到着した。

浜田に着いたよ

クローズが14時16分なので、2時間以上の貯金ができた。

昼飯に大きめのむすびを買い、ほおばる。

20分ほど休んで再出発した。

浜田港にかかる浜田マリン大橋を渡る。

こんにちは、日本海


気温が上がってきたが、海からの風は心地よい。

国道9号を江津方面へ向かう。

12時50分、133km地点の通過チェックJR下府駅に到着した。

下府駅に来た

「げふ」ではなく「しもこう」と読むんだって。

なぜこの小さな駅を訪ねたのか。

それは前述の今福線の旧線案の終点がこの駅だったからだという。

駅周辺の線路の土手には、桜の木がたくさん植えられ、ぼんぼりがつられていた。


すでに葉桜となっていたが、数日前までは素晴らしい風景が広がっていたことだろう。

下府川沿いの道を南下する。

以前、たろんさんやマグナムさんたちと走ったことがある道だ。

気温が上がり、逆風も吹き、自転車が前に進まない。

時速20km強でのろのろと進む。

遅くとも止まるよりましだ。

この下府川、中流域がけっこう山深い。

一般的な渓流の様相だ。

川がけっこう蛇行している。

山々を直線的に貫くように、今福線のトンネルや橋脚などの遺構が残っている。

下府川にかかる橋脚。山肌にトンネルの穴が開いているの分かるだろうか


さて今福線とはなんぞや。

浜田市のホームページにいい説明が載っていた。以下引用。


いわく・・

今福線は広島と浜田を結ぶ広浜鉄道の島根県側のルートとして昭和8年、旧国鉄山陰本線の下府駅から石見今福駅までが着工されました。しかし、工事がほぼ完成した昭和15年、太平洋戦争のため中断されました。

戦後、今福線旧線とは別に浜田駅を起点とする今福線新線として工事が再開されましたが、昭和55年、国鉄の慢性的赤字経営の影響により、工事が中止されました。その後、工事を引き継ぐ事業者も現れず「未成線」として終わり「幻の広浜鉄道」と呼ばれるようになりました。現在、下府駅から旭町駅跡地間にはトンネル、橋梁、橋脚などの遺構が残っています。一部の鉄道敷地は道路に転用され使われています。また、平成20年には、「今福線コンクリートアーチ橋群」が公益社団法人土木学会から選奨土木遺産の認定を受けました。

コンクリートアーチ橋群


1回も使われないままとは信じられないくらいだ。

都会ならとっくに取り壊されていたのだろうが、人がほとんど住まない中山間地。

JRが重い腰をあげたり、災害で崩れない限り、しばらくは残っていることだろう。

そんな未成線巡りを売りにしようと、遺構の前には説明用の看板がおかれている。

立派な説明看板

とはいうものの、400ブルべの途中だ。

時間に余裕はあるものの、先を急ぐ旅。

気になる場所を写真に撮るぐらいだ。


山間部が終わり、目の前に山里が開けた。

浜田市佐野町のラウンドアバウト付近を通過した。

去年の津和野発着の300ブルべで通ったなここ。

あの時は真っ暗だったから景色は見えなかったが。

バイクとすれ違う。ノダカナか。

通過チェックへの小道に入る。

途中からダート道になる。

またもや前を行くY氏

先行するランドヌールたちとすれ違う。

腰を浮かして、凸凹をいなす。

13時50分、149km地点の通過チェック広浜鉄道鉄楽の道に到着した。

通過チェックです


浜田市HPさんに聞いてみよう。

広浜鉄道今福線の最大の見どころでもある「第一下府川橋梁(新線)」と「4連アーチ橋(旧線)」は、新線と旧線が交差し、その遺構を同時に眺めることができる全国的にもたいへん珍しい場所です。

4連アーチ橋は全長62mで昭和13年頃に完成し、第一下府川橋梁は全長86mで昭和46年に完成しました。令和元年に第一下府川橋梁上に転落防止策が設置され、橋梁上への立ち入りができるようになりました。第一下府川橋梁から眺める4連アーチ橋は、森林に囲まれながらも当時の高い建設技術により存在感を放っており、一見の価値ありです。

と、早口で説明してくれた。


写真を押さえ、来た道を引き返す。

Y氏を追うぞ

ランドヌーズたちと一緒になる。

みなさん、ほんまに速いわ。

ラウンドアバウトに戻って、東へ進む。

浜田市金城町をゆく。

浜田往還でも定番のコースだね。

穏やかな丘陵地帯でアップダウンはあるものの走りやすい。

道路は広く、交通量は少ない。

だが、気温が高くへばっているので、スピードは上がらない。

29.9度!夏じゃないか

写真では29.9度だが、このちょっと前は30度超えてたんだよ。

実に我慢の時間帯であった。


14時39分、163km地点の通過チェック旭駅橋に着いた。

旭駅橋。駅はできなかったけど

橋の近くに、今福線の旭町駅の建設が予定されていたという。

すぐ手前に旭橋ってのがあったけど、騙されなかったよ。

順番を待って、写真撮影完了。

近所の人はこの怪しい光景をどう見ていたのだろう。

Aコープの自販機で飲み物を補給し、来た道に戻る。

しばらく進んで右折し、江津への道を行く。

美又温泉、有福温泉という二つの温泉地を経由する。

山が深くなる。

敬川(うやがわ)沿いの渓谷を下る。

山の上に風力発電の大きなプロペラが何本か立っているのが見える。

おわかりいただけただろうか

次第に周囲の風景が広がり、国道9号に合流した。

9号から望む風力発電プロペラ

江の川の河口部を渡る。

日本海からの風が気持ちいい。

16時12分、194km地点のPC2ローソン・ポプラ江津渡津町店に到着した。

一息入れるよ

19時クローズなので2時間48分の貯金ができたことになる。

400kmの折り返しだ。

夜を控えて、ポプ弁カレーをがっつりといただく。

普通盛りですけどね

しっかり20分休んだ。

さあ後半戦に突入だ。


<下>につづく