2018年9月6日木曜日

閑話休題 初めてのちゃりキャン△

どうも、たっかんです。
キャンプと自転車は、わしのブログの先発2本柱である。
まあほぼほぼ自転車という意見もありますがね。
その2本柱がジョイントするというエポックメイキングな出来事を経験した。


そうそれが今回の「ちゃりキャン△」である。
まあ言うなれば今流行のバイクパッキングですいね。
大型のサドルバッグなどを使い、軽量なキャンプ道具を収納する新スタイルだ。
従来の自転車キャンプと違うのが、ダボ穴のないロードバイクでもOKということ。
最近のウルトラライト基調に沿って、キャンプ道具が軽量コンパクトに進化。
積載量が限られたロードバイクでも、手軽にキャンプが楽しめるワケ。
まあおかげで財布もウルトラライトになるけどね(定番ギャグ)。


そこで今季ちびちびと道具を買い足してきたのですが、ついに日の目を見る時が!
台風21号が日本列島に接近しつつあった9月3日(月)。
わしとハッチさんのオヤジコンビは廿日市市津田にある、岩倉キャンプ場へ旅だった。
わしのウノさん(左)とハッチさんのTNI号


まずは二人のバイクね。
わしはいつものウノさん。
R250のサドルバッグに、モンベルのフロントバッグ。
小型のフレームバッグであるトライアングルバッグMを装着。
それに着替えの入ったバックパックを背負う。
ハッチさんはTNIのアルミさん。
みんな大好きアピデュラのサドルバッグレギュラーとフェアウエザーのフレームバッグ。
DHバーにはドライバッグを強引に括り付けるというスタイル。
DHバーにこんな便利な使い方があったとは!
エアロポジションで荷物も載る!


しかしこんだけ積載すると、重いのなんの。
いつもなら無理せず上れる斜面なのに、えらい急坂に見えてくる。
正直、坂が出てくるたびに立ちこぎしてしのがんといけん。
いつもの倍以上、太ももの筋肉が酷使されたわ。


この日の天候ですが、台風が近づいているとは思えないほどの晴天だった。
裏道を中心に、魚切ダムの下から急坂を上る。
ダムの堰堤で記念撮影ね。


わしは半そでジャージにモンベルのツーリングニッカ。通勤スタイルだ

その後、西側の道路を抜ける。
木々が生い茂っているので、日陰が多いのはいいぞ!
国道433号に新たに開通したトンネルは回避。
旧道が歩行者・自転車用道路になっていたので、そちらに入る。
歩行者と自転車のみOK

路面には枯葉が目立つ。雨天時は滑るかも。
ただ、小石とかはないので走りにくくはない。
途中1カ所、落石があったかな。
湯来南のポプラで休憩し、コーラ補給。
自転車が重いわ

ここからしばらく芸南カントリーの入口まで軽い上りが続く。
やっぱいつもよりしんどいわ。
峠を越えて、廿日市市佐伯地区へ。
そろそろ腹が減ってきた。
目当てにしていたラーメン屋が閉まっていたので、今回は近くの食堂へ。
棚に作り置きのおかずが置いてあるいわゆる大衆食堂タイプね。
地元のおっちゃんや現場仕事の男衆で結構にぎわっている。
ホルモンうどん680円をいただく。
七味とにんにくでうまさUP

定食もあったけど、さすがに無理ww。
卓上の梅干しの塩分が運動した体に染みいる。
ごちそうさまでした。おいしかった。
ヤマトよ永遠に


食堂から3キロばかり走ると、岩倉キャンプ場に到着。
出発地点から33キロほどね。
キャンプ場内を行く


料金は1泊2日で800円なり。
平日といえど、数組がテントを張っていた。
今回のサイトは、キャンプ場の奥まった場所にある芝生広場。
ここを宿営地とする!

近くにライトハウスというシャワーやトイレ、休憩所があるのが便利だ。
荷物をほどいて、ささっとツェルトを設営する。
自転車や立木だけで設営する超軽量スタイルもある。
が、わしは今回はポールをフレームに括り付けてきたので、それを使う。
でけた!
設営OK!
奥にハッチさんのテントとタープが


ちなみに今回の荷物はこんな感じ。
結構な荷物でしょ


寝床はモンベルのULツェルト。
寝袋は使わず、シュラフカバー(モンベル)で。
マットはイスカのピークライトマットレス120。
椅子はヘリノックスのチェアゼロ。
この椅子はいいよ~。コンパクトだし、すわり心地もいい。
テーブルはみんな使っているSOTOのフィールドホッパー。
火器はSOTOのマイクロレギュレーターストーブとOD缶ミニ。
スノピのコッヘルから鍋を1個だけ。
着替えは半そでジャージ1枚、ユニクロのステテコ、ジオラインLWの長袖。
この季節なので、雨が降りそうだっけど、雨具はあえて持参しなかった。
食材はサタケのフリーズドライのパスタとカレーヌードルのリフィルタイプ。
これに現地調達をプラスする方針。


身軽になったわれわれ。
みやトラの自転車コースで極悪な上り坂として知られる所山へ向かう。
途中の七瀬川渓流釣り場で飲み物を補給する。
かつてフライフィッシングにはまっていたころは足しげく通ったのに。
ずいぶんと久しぶりに来た。
七瀬川渓流釣り場


そして所山へ。
10%前後の急坂が延々と続くが、樹木に覆われているので、涼しいのが何より。

なんとか上り切る。標高800メートルちょっと。
最後の一息!(ハッチさん撮影)

やったあ(ハッチさん撮影)

キャンプ場が標高300メートル弱なので、500メートル以上は上ったな。
時間は問題ではない。
上ったという事実こそ宝なのだ。


坂を下って、魅惑の里に到着。
魅惑の里を通過(ハッチさん撮影)

魅惑の里からは国道186号を西へ。
ゴルフ場の前を上りきってから、小瀬川沿いのダウンヒルへ。
天気もいい。道もいい。
コンディション上々。
のんびりでいいじゃないか。
ハッチさんは流石に速い。
あっという間に視界から消えた。


1530にキャンプ場到着。
ハッチさんはまだ走り足りなさそうだけど、わしはもう十分だ。


16時過ぎから津田方面へ買い出し。
岩倉のいいところは店が比較的近いところだ。
買い出しに行けるってのはポイントが高い。
聖湖だとこうはいかないもんね。


裏道を抜けて、3.5キロ離れたファミマへ。
ビールやチューハイなどを買い込む。
この時間、高校生でにぎわっていたファミマ

返す刀で津田の藤井精肉店へ。
肉の盛り合わせを500グラム頼む。
いい肉ゲット!おすすめです♪(ハッチさん撮影)

メンバーはグラム780円のカルビと白肉、ホルモンで計3200円。
今思えばもうちょっと量が多くても良かったかも?


キャンプ場に戻る。
シャワーを浴び、ステテコとシャツに着替えたら、リラックスタイムの始まりだ。
はだしでリラっクス!(ハッチさん撮影)

ハッチさんは超コンパクトなたき火グリルB6君をセットして焼き焼きモードに。
重たい装備を持ってきてもらって感謝です。
ビールをカシュッと開けてから乾杯。
おお、この一口のために生きてきた。
確実にそう言える。
これこれ!

これですよ!

シロ肉もいいし、カルビもうまかった。
ウイスキーのソーダ割りをいただき、グダグダと。
よく覚えていないが、22時ごろには就寝したかな。
憩いのひと時

途中、寒気を覚えてシュラフカバーにもぐりこんだ。
夏場なのでこれで十分だった。4時過ぎに目が覚める。
年寄りなのでトイレが近いのだ。
起床は6時。
空を見ると、青空が見える。
青空が

しかし次第に南の空に雲がかかり、小雨が降り始めた。
なので撤収を開始。
ライトハウスありがたや(ハッチさん撮影)


ライトハウスの軒先に退避する。
朝食はカレーヌードルとむすび2個。
カレーヌードルはモンベルで買った個別包装のやつ。
カレーヌードルうまし


カップがないが、ゴミが少なくて済むのがいい。
むすびに小アリがたかっていたが、細かいことは気にしないことで問題解決。
台風21号は近畿地方に向かっているらしい。
スマホの電源が切れそうなのだが、その前に辛うじて入手した情報によると、4時過ぎに県内に暴風警報が発令されたとか。
ああ、こりゃ小学校が休校になるパターンだね。
早く帰ったほうがよさそうだ。


8時前に出発。
ファミマで一息入れて、芸南カントリーの峠を越え、魚切ダム下を抜けて帰還。
約30キロの道中ずっと雨だった。
びしょ濡れ~(ハッチさん撮影)


下り坂はブレーキが効きにくいので特に慎重に走った。
重量物を積載しているので、さらにブレーキ効きにくいしね。
こういう状況だと、ディスクブレーキを試してみたくなるなあ。


それでも午前9時半には集合場所に到着できた。
最後は雨にたたられたけど、楽しい一泊二日だった。
今回は道具を絞り込んだけど、次回はもう少し装備を増やしてもいいかな。
食器がもう一つあってもよかったし、歯ブラシもほしかった。
シャワー完備なのでシャンプーも持ってきたかった(ハッチさんに借りた)。
いるもの、いらないものを選択していくのも、ちゃりキャンの楽しさだな。


というわけで、お付き合いいただいたハッチさんありがとうございました。
ようやく夏の暑さも去り、キャンプには絶好の季節になってまいりました!
休みがあえば、また行きましょう。
さあ、次はどこの森に行こうかな。

おわり

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