2018年5月12日土曜日

ちょっとツエルトで寝てみた。

どうも、たっかんです。
平日に休みが取れたので、ちょっと森に居ました。
ことし初めての聖湖。
初夏。一年中でもっともいい季節だ。
新緑が鮮やか


下界で買い出しを済ませ、16時半ごろに現着。
気温は15度ぐらいだったか。
さわやかな空気に、鮮やかな新緑。
最高だ。
素晴らしい天気


ただ一つ、米軍機がうるさいことを除けば。
時折、頭上を爆音を立てて通過していく。
暗くなったら、訓練も終わるだろう。
そう思っていたがさにあらん。
結局、午後9時ごろまで爆音は続いたのであった。


さて、今回のキャンプで投入した新兵器。
それはツエルトである。
登山用の簡易テントね。
ビバークする時にポンチョ代わりにかぶって使用することもできるとか。
わしが購入したのは、おなじみモンベルのU.L.ツエルトである。
大きさはこれだけ。

ULツエルト。ちっちゃいなあ。

握り拳程度。
重さも240グラムしかない。


ことしは自転車でキャンプに行くバイクパッキングを始めようと思っている。
今回はその予行演習って訳だ。
グラウンドシートはSOLのサバイバルブランケットを使う。
片面がアルミ蒸着されて熱を反射するエマージェンシーシートってやつだ。

マットは手持ちの自動膨張式のもの。ブランドは忘れた(^_^)
寝袋はモンベルのダウンハガ-♯3。
コンフォート温度が3度なので問題なし。
これにシュラフカバーを付ける。
ツエルトは結露するそうなので、その対策ね。


と言うわけで建ててみた。
本当に寝るだけ。
コンパクト

ツエルト、グラウンドシート、その上にマット

傘を差して空間を確保する手もあるとか

必要最低限のスペースしかない。
今回は別売のポールをつかって建てた。
ちょうどいい場所に木があれば、それでも建てられる。
寝心地はいかに・・・
今回のサイト。ツエルトの小ささが際立つ


その前に食事だ。
肉を焼いてつまむ。
コンボダッチのスキレットで焼き焼き


焚き火もファイヤー!


ヒガシマルのうどんスープと野菜ミックスで簡単鍋。
食卓はニトリの折り畳みラック。サイドテーブルはSOTOね

それにうどんを投入。
日が落ちると肌寒いので、温かいものがうまい。
うどん鍋。温まるわ

ビールが進む。
ええ加減に酔った。
おやすみなさい・・・
焚き火は燃える


夜中、トイレに起きる。
さすがに寒い。
ツエルトの内側が結露していたようだ。
振り仰げば満天の星空が・・あった気もする。


明るくなってきた。
が、寝る。
ぽかぽかしてきた。
もうちょっと寝る。


もっとぽかぽかしてきた。
時計見ると8時半過ぎ。
うん、起きるか。
空が青い

枕元の草

日差しが暖かい


こんなにかわいらしい空間だけど、眠れるもんじゃね~。
天候さえ荒れなければ、問題ないじゃん。
ツエルトとタープ

起床後は寝袋とマットを外したら、風に吹かれて間もなく乾いたのだった。
風に吹かれるツエルト

朝食は安定のカップラーメン。
ラ王


この後、昼過ぎまでのんびりして撤収。
いい休日だった。
また来よう。いい休みだった

さあ、またキャンプ行くぞい!

おわり

2018年5月11日金曜日

BRM501広島600km須波・徳島はDNF その2(準備編)

どうも、たっかんです。

GW終わっちゃいましたねえ。
大型連休なので各地でBRMの開催が目白押し。
SNSのタイムラインにもそのネタで大いににぎわっていた。
わしは仕事の関係上、GWに連続して休むことは不可能。
せいぜいそのうちの1本走るのが関の山なのだ。
朝焼けのウノさん。ハブ軸にVOLT300を装備


で、日程の都合上たまたま選んだのが、5月1日出発のこのブルベ。
そのときは深く考えていなかったよ。
まさかここまで厳しいとは。


今回の肝となるのがPC2からPC3までの山岳区間。
143キロある。
ここで京柱峠(1311メートル)剣山(1366メートル)川井峠(714メートル)京の坂峠(738メートル)の四峠を越える。
それも夜間に、だ。


その四つの峠の前には、5キロを超える長さで知られる寒風山トンネルを越える。
昨年の600ブルベで苦しめられた寒風山が、今回は前菜なのだ。
逆に言えば、この区間さえクリアできれば、完走は間違いない。
文字通りの正念場でヤマ場である。


そこで今回は新兵器を準備した。
まずはキャットアイのフロントライトVolt1700である。
前モデルのVolt1600はケーキさんからお借りして、昨年DNFした1000ブルベでその実力を知った。
その後継モデルである。
VOLT1700さん


とにかく持続時間が長い。
最低照度の200ルーメンでも15時間は持つ。
今の季節なら一晩、余裕で過ごせる。
これは心強い。
余計な心配をしなくていいのは、心の負担を軽くできた。
今回の旅でも、いつものVolt300二つと合わせて使用。
このお三方ですわ

街灯一つない四国山地の道をしっかりと照らしてくれたのだった。
ピカー!


そしてもう一つ。
リチウム電池だ。
充電式のリチウムイオン電池ではないよ。
充電できない一次電池なのだ。
単3型2個で880円(エディオン調べ)とお値段は張った。
これを道案内用のGPSサイコンeTrex20に使う。
乾電池駆動25時間をうたうこの機種だが、リチウムならさらに長持ち。
先人のおしえによると、40時間ぐらいは問題ないそうな。
結局DNFしたので、その真価は確認できなかったが、28時間まで電池交換しなくても問題はなかった。
さすが新兵器。
リチウム電池。でもお高いんでしょう。まあそれなりです。

28時間走ってもバッテリーがまだ満表示

それと今回試してみたのがフロントハブ軸へのライト装備。
地面に近いせいか、ハンドル周りよりも近い場所の路面をよく照らしてくれた。


さて、今回さらに悩ましかったのが、夜間の服装だ。
5月に入ったとはいえ、標高1000メートル以上の場所を夜間に通過する。
気温は一桁台に下がることは間違いなかろう。
特にダウンヒル時は汗冷えで体温が下がる。
そこで秋冬用の長袖ジャージと、汗冷え対策のジオラインLWの着替えを持参。
天気予報で2日目から崩れそうだったのでゴアの雨具も加え、雨が降るまではウインドブレーカーとして使うことにした。
雨天時用にテムレス手袋も。
これも深夜のダウンヒルで防寒用に役立ってくれた。
ほかにDNF用の輪行袋やエマージェンシーシート。
手袋は秋用のフルフィンガーも入れておいた。
てなもんを積み込んでいたら、この重装備に。
ま、しょうがないよね~。
ということで装備は固まった。
今回のウノさん。君は頑張ったよ

あとは走るだけ~。
ってなことで待て次回!

つづく

2018年5月5日土曜日

BRM501広島600km須波・徳島はDNF その1(さわり編)

どうも、たっかんです。
GW真っ只中ですねえ。
というわけで、BRM501広島600km須波・徳島に出走してきましたよ。
結果は278キロ地点の剣山でDNF。
オオオオノオオオオ!(セルフぱくり)


原因? だたただ、わしの実力が足りなかっただけだ。
四国山地の厳しさにとことん打ちのめされてきた。
完走できなかったことは確かに残念だ。


だが、ここまでの惨敗だといっそ清々しい。
忘れ物でDNFとなった昨年の1000のような口惜しさがなぜか薄い。
挑戦できずに、不完全燃焼で終わったのではない。
挑戦したけど力が及ばなかっただけだ。
ならば今のわしがここまでだと、認めるしかない。


というわけで簡単に振り返ってみますか。
5月1日午前6時、おなじみ三原市の須波海浜公園を出発。
いつものウノさん

脱走受刑者が逮捕され、日常を取り戻した向島にわたる。
いつものしまなみ海道を快走。

むすびうまい


ところどころで補給を取りつつ、走り慣れた道を行く。
ケーキさんも一緒


須波から100キロ。
来島海峡大橋を越え今治へ。

ここでケーキ号がパンク。
チューブを替え、取りあえずミニポンプで空気を入れる。
カッターナイフの刃が突き刺さっていた。これは不幸

今治駅でフロアポンプを借りて、パンパンに空気を入れて、コースに復帰。
131キロ地点のPC1ファミマ西条加茂川店に12時38分到着。
ミルクが体に染みるぜ

締め切りが14時48分なので貯金は2時間10分。
ここから寒風山への15キロのヒルクライムが始まる。
山が衝立のように連なっている


寒風山だけあってトンネルの中は寒い。
なんとか越えて、高知県へ。
四国の水瓶として知られる早明浦ダム湖沿いに下る。
大川村の立派なトイレの前でごろごろタイム

山深い道が続く。
ようやくダム湖を離れ、谷間の田舎町に出る。


16時48分、192キロ地点PC2ローソン土佐町田井店に到着。
貯金は2時間に減った。
ラーメンは強い味方


1時間ちょっと走って、18時30分。
京柱峠(標高1131メートル)の麓にとりつく。
約2時間かけて20時30分過ぎになんとかクリア。
真っ暗で何も見えない


暗闇の中を下る。
21時40分過ぎから上る。

今度は剣山だ。
275キロ地点の通過チェック、標高1440メートルの見ノ越トンネルに到着したのは午前0時45分を過ぎていた。
だめか・・

平均時速は15キロを割り込んだ。
この後、700メートル級の峠が二つ待ち構えている。
無理だ。
ここに至って、わしとケーキさん、DNFを決めたのだった。


後は剣山からルートを外れ、北方面へ延々と約40キロ、未明のダウンヒル。
一緒にDNFしたサクさんともども、行くも地獄、引くも地獄だった。
寝落ちはしたくないので途中、仮眠、
トンネルの歩道がベッド

午前4時30分、つるぎ町の貞光駅にたどりついたのだった。
というところが今回の600ブルベのあらまし。
サクさんとはこの駅でお別れ


本当にしんどい旅だった。


詳しくは次回から。