2018年9月2日日曜日

6月は山口満喫月間 1本目はBRM609広島400km岩国・角島 その5(逆風のツネちゃんトレインからの感動ゴール編)

6月10日午前7時41分。
わしらは365キロ地点のPC4セブンイレブン光市室積新開店に到着した。
最後のPCである。
セブンに到着!

締め切りが10時20分なので2時間40分の貯金がある。
よし、朝飯食べましょう!
セブンにはちょうど朝飯にぴったりのお粥さんが。
鮭の粥。疲れたオヤジの朝飯にぴったり


22時間近く動き続けてきた五十オヤジの胃腸と身体をやさしく温めてくれる。
これはアタリだったなあ。
はふはふ

うんまーい♡

地元山口のfuk@さんたちが、激励に駆けつけてくれてうれしい限り。
腹がふくれるとオヤジは眠くなる。
よって仮眠。
セクシーたっかん(fuk@さん撮影)


とそんなこんなでのんびり過ごしていたわれわれ。
ここで再びケンセイさん、サブイボさんコンビと再会する。
お疲れでーす!

なんと二人は24時間以内のゴールを目指すと高らかに宣言。
まじか!
時刻は午前8時過ぎ。
確かに残り35キロちょっとだから、無理な数字ではない。
いいじゃん、面白そうじゃん。
せっかくなので、わしらもその目標に乗っかることにした。
のんびりモードが一気に慌ただしくなる。
2人が先発する。
わしら3人が準備を済ませ、出発したのは8時15分ごろだったかな。
1時間45分で35キロ。がんばるぜ!


けん引役はもちろんツネちゃん。
わしとケーキさんはしっかりと乗っかっていかんといけん。
言いだしっぺなのに、自分で先導しなくてすんません。


できれば前を行くケンセイ、サブイボコンビに付いていきたい。
が、同じぐらいの速度で走っているので、差がわずかでもなかなか追いつけない。光からの海沿いで、ようやく視認できるレベル。
この区間、いっぱいいっぱいで走っていたのでこれ以外の写真がないのだ


そして平地基調だから大丈夫だと思っていたら、向かい風が延々と続く。
それも結構強い。
ツネちゃん重機関車をしても、時速30キロに届かない。
やっと25キロくらい。


3人で24時間を切るには、この速度を維持して走り切りたいところ。
サイボーグと貧脚オヤジ2人の奮闘が始まる。
ケーキさんがちぎれないように、ペースをコントロールしながら進む。
離れそうになったら、前を引くツネちゃんに声をかけてペースを落としてもらう。
3人が一丸となって走れるよう気を配る。
しばらくそんな時間が続く。
忍耐の時間の秒針はなかなか進まない。
まさか今回の400キロの山場が、こんなとこにあるとは予想もしてなかった。


田布施から海沿いを離れ、柳井に向かう。
信号にかかる回数が増えてきた。
止まるのが惜しい。
速度が上がらない。
向かい風は相変わらず強い。
焦ってもしょうがないのだけど、焦る。
ようやく柳井の街中を抜ける。
海沿いに出る。
風がひときわ強くなる。
そろそろ大畠だ。
と、道の左側にケンセイ、サブイボコンビが停車している。
あれ?どうしたの?
そう思う間もなく通り過ぎた。
何かトラブルだったのだろうか。


大畠の町から大島大橋へ。
車が多いので気を遣う。
走り慣れた道なのだが、時間に追われていると実に厳しい。
しかも風。
安芸灘の広々とした海原から思う存分に吹き込んでくる。
25キロ前後で進む3人。
残り時間と残り距離をひたすら見つめる我慢の時間が続く。
・・・
うん、何とか間に合いそうだ。
そう思っていたら・・
と、足に異変が下りてきた。
やばい。つりそうだ。
さすがに400キロの終盤で、この強度はきつかったか。
一番後ろに下がる。
だましだましペダルを回す。
頑張れ、わしのふくらはぎ!


船をかたどった博物館を過ぎる。
トロピカルな樹木に囲まれた潮風公園が視界に入る。
やった!到着した!
公園を過ぎる。
跨線橋を渡る。
右手にゴールのセブンイレブンがある。
車を確認して、道路を横断。
店舗に滑り込む。
例のブツを購入してお会計。
これでゴールだ。
レシートの打刻時間は午前9時49分!
タイムは23時間49分。
よし、間に合った。
24時間切り達成じゃ!
3人で喜びの乾杯!
くううううううう。
キンキンに冷えたノンアルが染みる~~。
かんぱ~~~~い!


コンビニの外で寛いでいると、ケンセイさん、サブイボさんも戻ってきた。
ケンセイさん、お帰りなさ~~い

スーパー凪号でサブイボさんも!

9時53分頃だったか、二人も店内に入って戻ってきた。
24時間に間に合った!
トラブルからの失地回復。
さすが二人ともあきらめが悪い。
心が強い。
ランドヌールの鑑じゃね。
もう一度ノンアルで乾杯!
カンパーイ!


染みるウ!


やったね。
充実感で一杯になる。
別段24時間を切ったからといって何があるわけでもない。
ただただ自己満足。
でもそれがいい。
もともとそのために走っているのだから。


しばらくとどまって、ほかのみんながゴールするのを見守った。
満足したので、潮風公園に戻り、ゴール手続きを済ませた。
3人で一緒に記念撮影。
いやあ、いい顔しているわ。
もちろんセンターはツネちゃん!


というところで今回の400キロの旅はおしまい。
一番の収穫は24時間以内のゴールを達成したこと。
もうツネちゃんのおかげ様さまである。
過去2回の400は25時間42分と25時間46分だった。
ツネちゃんの導きなしに、このタイムは実現しえなかった。
特に終盤の向かい風の中の35キロは圧巻であった。
深甚なる感謝を贈る。
ありがとう。そしてお疲れ様でした。


今回、速かったこととも関係しているけど、タイムに余裕があると、安心して休憩できる、ってことを改めて実感できた。
しっかり休憩を取ると、その後も比較的いい状況で走り続けられる。
そのペースで走れる地足をつくることが、安全な完走への近道なのだろう。
それを体感できたってのも大きかった。
やはりツネちゃん様さまだわ。


梅雨時期としては天候に恵まれたのもラッキーだった。
心配していた雨にほぼ降られず、気温もそこまで上がらなかった。
これがいいコンディションで走り続けられた原因の一つだろうて。


個人的に印象に残ったのは、角島の手前の農道かな。
あそこの走りで、先行する3人に追いつけたのはすごい自信になった。
わしでも経験を生かして工夫すれば、それなりにやれるのではないかと。

ただ、今回頑張ったので身体には相当なダメージが残った。
前回の600ほどではないにしろ、筋肉痛がひどかった。
夜はバンテリンを塗りこんでどったんばったんしながら、休んだのだった。

さらに脚のひざの裏にもダメージが。
パールイズミのコールブラックレッグカバーを日焼け止め用に履いていたのだが、これがひざの裏の柔らかい皮膚の部分とこすれて、炎症ができてしまったのだ。
レッグカバーはひざ裏が目の粗いメッシュ地になっていて、これが擦れたのだ。
終盤は結構痛かった記憶がある。
何回か実戦で投入しているが、この症状は初めてだった。

日焼け止めにはいいけど、次回の300では不採用だな。

血が出て黒くなっているのわかる?

とにもかくにも楽しくつらい400キロの旅でした。
ツネちゃん、ケーキさん、ケンセイさん、サブイボさん、そしてAJ広島のみなさま、お世話になりました!
さあ来週(ブログ上)は徳山(周南市)発竹田津(大分)のワンウェイ300キロじゃあ。
2週連続で山口を走りまくるぞ!
玖珂でラーメン食って帰りました♪

おわりだけどつづく

2018年9月1日土曜日

6月は山口満喫月間 1本目はBRM609広島400km岩国・角島 その4(峠3連発でツネちゃんブレイクダンス編)

午前1時50分過ぎ、277キロ地点のPC3、ローソン美東大田店を出る。
ここから300メートル級の峠が三つ残っている。
未明の峠3連発。
眠気と坂道との戦いが始まる。
まずは美東から山口へ抜ける吉敷の大峠だ。


序盤と終盤がややキツイ。
ただ中盤が緩やかでスピードに乗る。
なので、思ったよりも早くトンネルの入り口にたどり着いた。
4回目にして、トンネル内が微妙に上っているのに気がつく。
今回、この微妙な上りがなぜかきつかった。


ピークの標高は320メートル。
出口でジャケットを羽織って一気にダウンヒル。
吉敷から国道9号バイパスへ。
この付近で、道案内を務めるeTrexの電池が切れていることに気付く。
今回、eTrexはリチウム電池を入れたままにしていた。
前回の600キロで約28時間使用したものだ。
横着してそのまま引き続いて使っていたのだ。
走り出して17時間近く経過している。
となると持続時間は計45時間か。
通常のアルカリだと25時間程度なので、さすがの持ち。
40時間は持つとの説もあったので、それ以上の持続性能だった。
まあ値段もそれなりに張るけどね。
エディオンのポイントで買ったらいいか('ω')
9号バイパスを行く。道が明るい


さて、一山越えて体力を消耗した。
時刻は午前3時前。
走行距離が300キロを超えた。
17時間で300キロ。
PC3でたっぷり休んだけど、まだ3時間の貯金をキープしている。
いいペースだ。


そして、またぞろ睡魔さんがやってきた。
山口市内を抜ける前に休憩を入れることに。
県庁前を通過する。
さよならホテル県庁前


ツネちゃんとも話して、今夜はバス停ホテルへのチェックインは見送りだ。
宮野まで我慢しよう。


バイパス左手にセブンを発見。
いつもなら軒下に座り込むところだが、掃除の後でアスファルトがぐっしょりと濡れていた。
しょうがない。
駐車場の奥に移動する。
わしはeTrexの電池を替えたり、携帯にモバイルバッテリーを接続したり、上着を脱いだりといろいろ忙しく、あまり休めなかった。
ツネちゃんとケーキさんは横になって寝息を立てていたなあ。
仮眠と飲料補給を済ませ、再出発する。
しんどい時間帯だが、貯金があると心の余裕ができるし、休むことに抵抗がなくなるのがいい。


国道9号から国道376号に入る。
未明の仁保峠を越える。


ツネちゃんは脚の調子がいまいちとかで速度が上がらない。
先に行く。
いよいよ荷卸峠。
峠2発目だ。
ここはそれぞれのペースで上ることに。
最初はわしが先行していた。
だが、途中からツネちゃんの調子が上がってきて、結局ちぎられる。
標高約290メートルのピークで待ってくれていたけどね。


午前4時過ぎ、これで二つ目の峠を制覇した。
峠を下る。
峠をやっつけたので、HPが著しく低下したわれわれ。
午前4時半過ぎ、320キロ地点にある徳地のローソンで一休みする。


空がだんだん明るくなってきた。
ここでは補給品は購入せず、トイレを借りるだけ。すんません。
手持ちの補給食でまかなう。
コンビニごとにおむすびを買っているので、結構たまっているのだ。
軽く仮眠。
アスファルトに汗染みがしっかりと残る(^^;)
犯罪の跡・・


そろそろ出発しようかという時。
ツネちゃんが突然、ブレイクダンスのような、人として不自然な動きを見せた。
ま、サイボーグだし、そういう時もある。
ただなかなか終わらない。
どうやら「脚がつった」と悶絶しているようで・・。
あ、そりゃ痛いよね(^^;
悶絶するツネちゃんを生暖かく見守る


漢方は?と聞くと持っていないとの返事。
フロントバッグから一包取り出し差し出す。
しばし悶絶していたが、これで症状は和らいだみたい。
なんとか走り出す態勢が整った。


さあ、最後の山へ向けて走り出そう。
国道376号を行く。
徳地から周南への上り。
最初はほぼ平坦路だ。
途中から川筋を離れ、国道489号に入り、山に上る。
路面状況は良好だが、5%以上の坂が延々と続く。
ケーキさんとツネちゃんは後ろに見えなくなってしまった。


明るくなった山道をひたすら上る。
津浦ケ峠トンネルの入り口に到達!
津浦ケ峠トンネル

魂抜けたわし

ここの標高も約300メートル。
時刻は午前6時前。
このトンネルは翌週のブルベでも通過することになる。
ともかくこれで今回の峠セットは終了だ。


まもなく、ケーキさんが到着。
睡魔に勝てず、歩道に倒れ込む。
限界っす!

行き倒れのヒト


ほどなくしてツネちゃんが到着。
ツネちゃんはまた脚がつりそうになったらしい。
スマホを向けるとまたもや変なヒト


ケーキさんが不承不承起きる。
DHが始まるのでジャケットを着用。
トンネルを抜けると雨がぱらついてきた。
ダウンヒルが始まるよ


曇り空だが空は明るい。それほど振ってこなかったのが幸い。
路面が濡れることなく、坂を下ることができた。
山陽道の下をくぐり、国道2号バイパスを渡る。
市街地に入った。
市街地だ


340キロを走った。
残りは60キロちょっと。
あとは由宇のゴールまで平地が続く。


北東からの横風が強く感じられるようになってきた。
距離をこなしていくだけの時間。
都市部は退屈だなあ。
徳山、下松、光を過ぎる。


PC4は光の室積にある。
光市の中心部市街地から微妙に離れているのが、しんどさを増す。
直線路をだらだらと走る。
人家が途切れ気味になり、ようやく左手前にセブンの看板が見えた。
午前7時41分、365キロ地点のPC4セブンイレブン光市室積新開店に到着したのだった。
ようやく最後のPC

つづく