2015年7月21日火曜日

梅雨でも江田島は快晴 その2

今回初参加のナリさんじゃないや、エディさんだが、ちょっと面白い。
仕事場でも面白いヤツと思っていたが、こういう場ではさらに面白い。
江田島の田園風景(たぶんかんきつ畑?)を見て「まるでさとうきび畑みたいですね」

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俺たちはどう答えればいいのか。
「どこがさとうきびじゃ!」「思いっきり違うじゃろ」とみんな激しく突っ込むしかないのだった。


エディさん、レーパンを履いてきたのはいいのだが、そのすそをまくりあげて、太ももをあらわしたがるのだ。
「太ももに焼け跡が残るのがいやなんですよ~」
いや、それ格好悪いから。頼むからやめて。




さらにこやつは景色のいい場所を走って、感極まってくると突然、「フォー」とか叫ぶのである。
これにも「びっくりするからやめて」とダメだしが。
エディさんのフリーダムな一面を堪能させてもらったのだった。




江田島ってやつは基本交通量が少ない。
なので非常に快適に走れる。
だけど島の中央を貫く県道44号は車がそこそこ走っている。
トンネルもあったりする。



右手に海辺の新鮮市場が見える。
定番の場所ではあるが、きょうはパス。
もうちょっと走っておなじみの豆腐屋さん「豆ケ島」に立ち寄る。



鬼さんドーン!
ここはサイクルスタンドもあるのがうれしい。
屋外にも座席があるので、愛車を眺めながら休める。
あら開いていない?
開店は11時。あと2,3分じゃ。
時間ちょうどにオープン。
わしは名物巻き放題の豆乳ソフトクリームを頼む。うまいね。
わしは巻き放題。でもみんなは普通のカップ。なんでやねん。


ken2さん撮影




自転車に乗り始めてソフトクリームやジェラートが本当に好きになった。
自転車にこれほどマッチする食べ物はないと思う。


補給を済ませ、再出発。
県道44号線を南下し、大柿町柿浦へ。
ここから西へ曲がり、小さな峠を越える。



左手に「陀峯山登山口」という看板が。
LOVERken2さんが「行きたい~」って言ってますが、ここは却下。
先を急ぐ。
たちまち昼飯を食べないとね。




山を越えた大柿からは国道467号を北上する。
この島はどこを走っても穏やかな海が見える。
島だから当たり前なんだけど、これこそが島ライドの醍醐味だね。



丘を越えて能美に到着。
ここからは三高港方面へ走る。
直線で気持ちがいい。
右手には海。
最高じゃね。






クロスバイクのケーキさんを忘れて、ぐりぐりと足を回す。
エディさんと一緒に3040キロで快走する。楽しいなあ。
お、目的地の「合正ガーデン」発見!





さあ昼飯じゃ!

つづく

2015年7月14日火曜日

梅雨でも江田島は快晴 その1

やまなみ街道の次は
やっぱ海でしょう!


と言うわけで、逝ってきましたよ。
「かきしま海道」こと江田島に!


うちの職場、基本夜勤が多いのです。
が、「江田島逝くど~」って言ったら、「ヤキンの前だけど行くっす」「夜勤と夜勤の間だけど行きます!」といつの間にか人が集まって・・・


で、629日午前9時。宇品港。
梅雨真っ只中ですが、この日は梅雨の中休み。
ステキな青空が広がってくれました。
本日のメンバーは、おなじみKen2さんとケーキさん。
そしてやまなみも一緒に走ったバリさん。


今回もう少しほかの人にも声をかけているのだけど、さて来てくれるかしら。
ほぼ時間通りに到着。
車から自転車をおろす。
今日の相棒はメリーさん。
最近、よく走ってくれる、いい相棒なのだ。
SPDペダルをつけているので、お気楽ライドにはちょうどいいってのもある。
宇品港に続々と集まる。

ken2さんのメリーさんと記念撮影。
まさかメリーさんが揃うとは!


ケーキさんは、あららクロスバイク?
前日の自転車通勤で間違えて乗ってきたみたい。
ちょっと重いけど、フロント3枚ギアで頑張ってください。



フェリーが来た。さ、乗ろうぜ。
自転車を固定して、客室に上がる。



今回はこの4人かなあと思っていたら。
登場しました。
と、シュッとしたクロモリバイクにまたがったナリさん!


ナリさん、今回がわしらと一緒に走るのは初めて。
サッカーをこよなく愛するアスリートなのだ。
愛車は尾道時代に購入したというアンカーのクロモリロード。
年季が入っている。
んが、着ていたジャージに「Eddy Merckx 」とあるので、
「エディ・メルクス」って知ってる?


って聞いたら「誰ですかそれ?」
って、自転車界の伝説。
グランツール三冠を成し遂げた史上最強のロードレース選手じゃないですか。
サッカーでいうなら、「マラドーナ」ってロゴが入ったジャージを着ていて、それが誰か知らないっていっているようなもんじゃないですカ!


みんなから思いっきり突っ込まれながらも、
「福山のスポーツデポに売っていたんですよ~」とあくまで馬耳東風でマイペースなのだった。
キャプテンさすがだぜ。


ただこの男も、その筋ではブイブイ言わせた男。
さすがに細身ながらいい体をしている。
フェリーの中で、ken2さんとアップを始めた。
ったく何しているのだか。
で、ナリさん改めエディさんに決定!






フェリーにはわれわれのほかにも、自転車が2台ほど載っていた。
平日はいえ、江田島はサイクリストに人気あるなあ。


切串港に到着。
高まるなあ。
さ、逝きますか!



ken2さん撮影



島の北側を海岸沿いに進む。
このコースは車が少ないので、実に気持ちいい。
穏やかな海を横目に、潮の香りを感じながら走る。
これは瀬戸内海の自転車乗りの特権ですわい。





小さな岬には撮影ポイントも!
ご丁寧に自転車スタンドまでありんすか。



ken2さん撮影

今回は5人でのライドなのだが、やっぱり、人と走るのって楽しい。
それが見知った仲でなら、なおさらだ。







カキ殻が散らばる道を通り過ぎ、江田島の街へと走っていく。
ゆるやかな上り坂を走る。
むむ、後輪の調子が変。
タイヤがやわい。
パ、パンクじゃあ。
まさか、わしにこんな目が。
ま、しょうがない。
歩道に退避して、パンク修理を始める。

撮影・ken2さん

撮影・ken2さん


タイヤをホイールから外す。
ブランドの違いのせいか、タイヤが柔らかい。
簡単に外せた。

撮影・ken2さん


チューブをチェック。
しっかり穴が空いていた。
やれやれ。

撮影・ken2さん


みなさんが手伝ってくれるのだが、何かの召還儀式かwww。
ありがたいパワーを受け取って10分ちょっとで修理完了。

空気入れるときに力を入れすぎて、バルブがねじれたのは秘密ね。
タイヤを回す。
なんか振れているみたい。
ま、しょうがないな。
なんとか走れそうだし。


さあ、再スタートだ。がんばりましょう!



つづく。

2015年7月10日金曜日

世羅周辺でチームやまなみ試走会 その3(完)

三原久井インターから国道486号の快適な下りが始まった。
車では何度も走ったことがある道だけど、ここまで楽しいとは思わなかった。
7キロで100メートル下るのかな。
交通量もさほど多くないし、路面もまずまずきれい。
カーブもゆるやか。これは安心して走れる。
ケーキさん、バリさんも気分よく走っているみたい。


左手の草の斜面にヤギの小屋があるのだが、小屋の中でお休みだったみたい。
朝、来るときはむしゃむしゃと草を食んでいたのだが。
右手には大人向けの高尚な本やら高尚なDVDをこっそりと売っているらしい自販機コーナー「こっそり堂」が。
「こっそり入り口」の看板も笑える。


道端には府中家具やら本郷ぶつだんやらの看板があったり、ローカル色でいっぱいである。
そんな田園風景の中を走っていく。
時速3040キロぐらいかな。


自分の走る力が上がったような錯覚に襲われる。
もちろんそんなことはないのだけれど。
左手にコンビニが見える。
おやおや、お仲間がたくさんいるではないか。
わしたちも停まることにした。


わしは飲み物だけ飲んで一休み。
すると、みなさんが出発し始める。
国道ではなく、御調川沿いを下るみたい。
ま、そっちのほうが交通量が少ないものね。
と、TBCの先発組の山さんたち二人が滑り込んできた。
山さんたちはTBCの主力に付き合って、わしたちより後に「よがんす白竜」を出発したのだ。


「付いていくよ~」とおっしゃるので、やむなく先行する。
こ、この二人のほうが絶対に速いのに(^_^;)


国道から少し北上して御調川沿いに出る。
この川を下ると、芦田川と合流し、府中市を過ぎる。
わしが2年半住んだ場所なので、懐かしい。


なぜが、わしが先頭。
頑張って回すが、わしの貧脚では30キロ台前半がいいとこ。
山さんたちもじりじりしただろうなあ~~。
まもなく、右手に御調の道の駅「クロスロードみつぎ」が見える。
とは言うものの、ゴールの尾道ふれあいの里は、もう指呼の先。
山の上だけれども(^_^;)
考えるまもなくスルーする。


ここからヒルクライムの始まりだ。
山さんたちが早速先行していく。
わしはぐりぐり上る脚もないので、はあはあゆっくり上るだけ。


と、ここで何を思ったかケーキさんが突如、力強いダンシングでスパート。
坂をぐりぐりと上る。
なんと、山さんを抜き去り、そのまま道の先へと消えてしまった。
な、なんだと・・。
結局、山さんには抜き返されたらしいが。
一体、どこに隠していたんだ。その足を!


駐車場に到着。
時間は3時ごろだったかな。



いやあ、お疲れ様でした!

OCAのセンパイ方と話す。
わしたちよりも年配の方も多い。
話した方は63歳だったかな。
68歳でブルベに出るメンバーもおるんよ」とおっしゃる。
すごいなあ。
わしたちも頑張らないと。


で、こそこそ隠れるようにタバコを吸う喫煙者約2人。
この一服がたまらないらしいが(^_^;)

まずタバコをやめたほうがいいと思うよ。


まだまだ時間があるので、ふれあいの里の温泉で汗を流すことにする。
これが実に気持ちよかった。
露天にゆっくりと浸かって、高原の風に吹かれると、80キロちょっとのライドの疲れはすぐに吹っ飛んでしまった。
いやあ、自転車+風呂はマジ最強だわ。
サイクリングの発着地点に温泉があるのはベストな選択だね。


結局3人でぐだぐだ話しながら小1時間は過ごしたかしら。
風呂上りのコーヒー牛乳のおいしかったこと。





それから広島に戻って近所の「周一」で、わしはラーメン。
ケーキさんはつけめん500グラム!
実にいい一日でした。満腹です。



なんと幸せそうな顔だろう。

さあ次はどこへ走ろうか。


おわり



2015年7月3日金曜日

世羅周辺でチームやまなみ試走会 その2

きょうの相棒、メリーさんと淡々と上っていく。
ケーキさん、バリさんも時折、わしを抜かしながら、快調に走っている。


ってか、3人の中でわしが一番遅いかも?
薄日の差す中を黙々と上っていく我々。
キツイ坂がないのが幸いだ。

撮影・バリさん


ちょっと斜度のあるとことには登坂車線があり、自転車でも安心して上れる。


今回の試走会。
基本的には自己責任によるイベントなのだが、呼びかけた県庁関係者がサポートカーを出してくれているので安心できる。
サポートの方から応援を受けるのも楽しいし、力になる。


だらだらとした坂を上り世羅へ。
甲山いきいき村に到着。
まずは休憩ぢゃ!
コロッケを発見!
キノコが中に入っている名物らしい。
売っていたおばちゃんが言うとった。
いただきますっ!
時は午前10時過ぎ。
朝飯を食べてから4時間近く過ぎている。
腹もすくわけですわい。
mgmg うまいやないか。
キノコってローカロリーなのだけど、この際その辺は目をつぶるということで。



世羅の街中を抜けて、北上する。
今回は街中を走ったけど、バイパスならうまいラーメン屋さんがあるのよね~~。
街中を抜けると再び上り坂にかかる。
エレガントって読むのか?
絵麗顔都な喫茶店を左手に見つつ上っていくのだった。


坂を上りきって、参加者さんが止まっている場所が。
大見ふれあい市場だ。

お疲れ気味のケーキさん。
ま、前日ヤキンだしね。




ここはおそばを美味しいらしいのだけれども、あいにくまだ開店していない。
がっくりしつつ、次の休憩ポイントであるを目指す。
TBCのみなさんによれば、ここから上りが続くという。


フルーツロードという農道なのだが、道がきれいで走りやすい。
参加者のみんなとわいわい言いながら坂を上っていく。
たくさんの人と走るのって、楽しいよなあ。

提供・管理人さん

この日の昼食ポイント「せら夢公園」に到着。
ここまで約30キロ。
広々とした公園の拠点施設「せらワイナリー」で昼食をとる。
駐車場にはオーナー会でもあるのか、レクサスばかり並んでいた。


レストランはパスして、食事コーナーでうどんとむすびを所望。
サイクリングの一番の楽しみだね。
デザートにはワイナリーなので、ぶどう味ミックスのソフトクリームも。
ハンガーノックになったらいけんからね。






のんびりしていると、周囲からサイクリストの姿が消えていく。
OCAのみなさんが先に出発したみたい。
TBCグループはまだのんびり(^.^)
わしらは先に出ることにした。


なし畑を貫く道は、適度なアップダウンがある。
わしらと一緒に出たTBCの先発組2人にあっという間に置いていかれる。
山さんたち相変わらず速いなあ。




途中、交差点で迷ったりしつつも快調に進んでいく。
国道432号に合流して右折。
田園地帯を約20キロ走って、白竜湖湖畔の道の駅よがんす白竜に着いた。


ここでは生クリーム入りのドラ焼きを注入!
ほかにも色々あったし、ピザが売りらしいレストランは待ちがでるほどの盛況だった。
やはりここでものんびりしていると、TBCグループが到着。
補給が足りなさそうな管理人さんが、子犬のような目をしているので、ソイジョイを分けてあげたのだった。
バリさんとケーキさんもヤニ補給を終えてひと段落したみたい。
根が生える前に出発!


ここからは国道488号を三原久井へ向かう。
基本下り基調になるはず。
だが、間違っていました。
270メートル地点にあった白竜湖からじわじわ高度を稼ぎ、100メートル上るはめに。
この辺はツーリングのポイントなのか、オートバイがボボボと爆音を響かせて、猛スピードで通り過ぎていく。
「若いんだから自転車に乗れ~~」なんて毒づきながら、必死にペダルを回す。


丘を上ったり下ったり。
山陽道が見えてきた。
三原久井ICだ。
ここから超快適ダウンヒルが始まったのだった。



つづく