2024年6月20日木曜日

松山から今治にサイクリングして焼豚玉子飯のち、とびしま海道走って呉 2024BRM601広島200km呉・松山アフター編

どうも、たっかんです。

6月1日(土)にあったAJ広島主催のBRM601広島200km呉・松山に参加してきました。

今回はその後日談、呉への帰路です。

当ブログ、ブルべとキャンプという限られたコンテンツを扱うため、読者の少ない、いわゆる過疎地なのです。

そのなかで訪れる人が多いのがこれ。

BRM310東京200しまなみ その5(おまけでとびしま発動編)

なのです。

ブルべの翌日、今治からとびしま海道を通って広島に帰るという内容なんですね。

今もって、なぜこんなに読まれるのか、よく分からない。

なんか、ええキーワードが隠れているのかなあ。

柳の下のドジョウってわけではないが、松山から呉へのサイクリングに興味ある方もいるかもしれんし、まとめてみました。

ちなみに松山~呉・広島間はフェリーがいちばん速いからね。

一日10往復しとるし。そもそも楽だし。


6月2日(日)、6時に目が覚めた。

ゆうべは懇親会の跡ECO宿みかんさんの2階客室で仮眠したのだ。

おはようございます

モンベルのキャンプ用枕を持参し、エマージェンシーシートにくるまって寝たのだが、ちょうどよかった。

お世話になりました

支度を済ませ、え~じパイセンにあいさつして出発する。

きのうのゴールのファミマで朝食を取る。

朝ごはん

道後温泉本館付近に行く。

もう一つの公衆浴場「椿の湯」はもう営業していて、浴衣姿の観光客でにぎわっていた。

きのうは急いでいたので、通り過ぎた例のファミマの駐車場を撮影。

歌舞伎通りっていうのね。この界隈

昆虫食の自販機というレアなものもあった。何かに効くんやろか。

昆虫食の自販機だと

走り出す。

まずは松山観光港へ向かう。

8時ぐらいに便があったはずじゃね。

それで帰るのもええかもなあ。

が、走り始めたら何やら興が乗ってきた。

すぐ帰るのも面白くないな。


よし、今治まで行って、とびしま経由で帰ろう。

岡村島へのフェリーの時間を調べもせず、走り出す。

たちまち8時前に観光港に到着した。

松山観光港に着いた

海沿いの道は気持ちいい。

朝の涼しい時間はなおさらだ。

乗るかもしれなかったシーパセオが沖合を通り過ぎる。

また次の機会にな。

過ぎ行くシーパセオ


国道196号を走って、今治へ向かう。

いつもなら星の浦海浜公園で左折し、波止浜方面へ向かう。

が、今回は直進する。

今治市街地へ向かう。

今治港に着いたのは10時20分。

今治市街地

ということで前半のログね。


海岸沿いを遠回りしているので58km走っているけど、普通に北条バイパスなら10kmは短縮できると思うよ。

で、次の船は・・。

え、フェリーが11時50分発だと。

1時間半もあるじゃん。

フェリーが一日4往復、旅客船(自転車8台まで)も一日4往復なので、時刻表はしっかり調べた方がいいよ。

サイクルーズパスをもらって自販機で切符を購入する。

サイクルーズパスをもらおう

自転車込み1060円が980円に割り引かれた。

サイクルーズパスは無料で名前を書くだけなので、窓口でお願いしてね。

市営航路なので、お手頃価格なのもうれしい。

時間があるので、今治名物のグルメ、焼豚玉子飯を食べに行くことにする。

営業時間と場所を考えると、ドンドビ交差点に近い「白楽天」じゃね。

11時から開くらしいので、早めに行って待っておこう。

白楽天

で、40分ぐらいに着いたらバイクの男性2人組がもうスタンバっていた。

わしもいすに座って待つ。

店先

そうこうするうちに、どんどん車がきて人が増え、開店前には20人ぐらいの行列ができていた。

さすが日曜日だぜ。

焼豚玉子飯と小エビのフライのセットを頼む。

11時過ぎにカウンター席に案内されたら、すでに着丼していた。

美味しいね

甘じょっぱいたれにコショウがよくきいて、うまかった。ごちそうさまでした。

港の前のお土産物店で今治タオルを買う。

港に戻ると、フェリーが桟橋についていた。

さっそく乗り込んで、カーペットスペースでくつろぐ。

ごろごろスペース

13時15分に岡村港に到着。

岡村港に着いた

とびしま海道をのんびりと走る。

しまなみ海道よりコンパクトだね

ブルべじゃないので、気になったところで気軽に止まって写真を撮る。

県境やら。


ド定番の撮影スポット

かんきつやら。

道端の無人販売所

モノラックやら。

乗ってミカン畑を爆走してみたい

モノラックやら。

支線に分かれる様が上から見られるとは面白い

かんきつの島らしくて楽しいね。

向かい風を吹いているのがちょっといやだったね。

15時に安芸灘大橋を通過した。

安芸灘大橋ね

橋から見える渦潮マンション(ちぃたん在住)

15時43分に呉のコインパーキングに戻った。

土日は一日最大700円

後半のログね。


ビブショーツが塩を吹いて白くなっている。


裏手に赤ビルがあったので、銭湯に入ろう。

4階に潜水艦をイメージしたゲストハウスができたという赤ビル。


3階には昔ながらの銭湯がある。480円。

あんまり広くはない。

洗っていたら入れ墨のあんちゃんが入って来て、サウナに向かっていた。

呉らしいね。

今治で買った1600円タオルは拭き心地がよかった。

駐車場料金は700円×2日で1400円だった。

広島までクレアラインと3号高速をドライブ。

17時40分に帰宅した。

結局2日目は約100kmを走行した。

のんびりと走れたね。

というわけで今回の旅はおしまいに。

おつかれさまでした!

さあ、次はどこへ走ろうか。

(おわり)


2024年6月16日日曜日

初の200km10時間切りからの道後温泉で懇親会 2024BRM601広島200km呉・松山

どうも、たっかんです。

6月1日(土)にあったAJ広島主催のBRM601広島200km呉・松山に参加してきました。

呉を出発し、さざなみ海道、しまなみ海道、はまかぜ海道を通り松山に至るAJ広島のド定番コースである。

平坦基調なのに加え、しまなみ海道という世界有数のサイクリングロードを経由する人気コースなのだ。

そして今回もゴール後にお楽しみ企画が用意されている。ワクワクさんだね。


3時50分に起床した。

朝食を取り、トイレを済ませる。

朝のお通じがいいと、体が軽くなり、それだけでいい一日になる気がする。

4時40分に自宅を出発した。気温は13度。肌寒い。

湾岸線、クレアラインを通り、5時20分に呉のタイムズ呉中通第2に入庫した。

川沿いを下り、5時半には大和波止場に着いた。

ブリーフィングが始まる。

ブリーフィング

6時から順次スタートである。

いざ


竹原を過ぎるまでは気温が10度台が続き、朝霧がかかっていた。

山に霧

頑張って踏むぐらいが、ちょうどいい感じ。

さらに追い風。

時速30km前後で快調に巡航する。

ワシとしては非常にいいペースだ。


三原市あたりから晴れ間が広がってきた。

青空が出てきた

ぼんさんと尾道渡船に乗り込む。

その後もぼんさんとは抜かしたり抜かされたりだった。

ぼんさん、体が大きいので平坦が速いのよね。

弱ペダの田所先輩のように風を切って走っていくんだ。

ちょうどブツエンさんも乗っていた。

尾道水道を渡る

みんなで向島に渡る。

9時28分に83km地点の通過チェック「兼吉バス停」前で撮影した。

通過チェック1

しまなみ海道は南風で、逆風が続く。

因島大橋

時速20km台の前半しか出ない。

気温も上がってきた。

10時14分、100km地点を通過した。

100km通過

100kmを4時間14分。

時速20kmペースを大きく上回っている。

この調子なら初めての10時間切りも狙えるかも。


なのだが、今回どうしても寄りたい場所があった。

瀬戸田のバーガーゴロッケンさんだ。

5月の八幡浜600ブルべの帰路に寄ったのだが、売り切れだったのよね。

11時前、ゴロッケンさんに到着。

先着したブツエンさんがハンバーガーをほおばっていた。


わしもちょっと待って、プレミアム品のJ.BOY1500円をオーダーする。

何回か来たことがあるのだが、いつも売り切れだったので、これが初めてだ。

来た!

パテにかぶりつくと、肉汁があふれる。

肉汁じゅわっ

ハンバーガーは実質汁物だね。

美味しゅうございました。


再スタートする。

ゴロッケンで30分ほど使ったけど、まだ20kmペースは維持できている。

多々羅大橋

133km地点のPC2ローソン伯方インター店には、12時20分に到着した。

ここではデザートにスイーツをいただいた。

おやつだね

ん?PC2?キューシートを見直す。PC1がない・・。

そう今回のBRM、PC2はあるけど、PC1がないというヘンテコなキューシートだったのだ。

わしが飛ばしたわけではないのを確認して一安心だ。

たぶん付け忘れね。


橋の途中で、身近島キャンプ場を視察する。もはや定点観測。

身近島キャンプ場

この時間だから人は少ないよね。

13時過ぎから来島海峡大橋を渡る。

来島海峡大橋

相変わらず空を飛ぶような絶景だ。

絶景だね

風は気持ちいいけど、日差しが強い。

そして逆風。

四国に入っても向かい風は続き、巡航速度は頭打ちだ。

ベストが風にはためく

我慢の時間が続く。

14時24分、173km地点のPC3ファミマ菊間町店を通過した。

ぼんさん、サンダル持ってくるほど気合入っていたのに・・

むすびを食べ、お茶を補給しリスタートする。

あと30km、時速20kmペースを維持すれば16時までにゴールできそうだ。

巡航速度が20km台後半に上がる。

北条バイパスを走り、市街地へ入る。

北条バイパスへ

脇道にそれ、ため池がある丘を上る。

なんじゃこれ、最後にへんな道を持ってくるなあ。

丘を越えて再び市街地へ。

もうすぐ道後温泉だね。

左折する。

と、ファミマのそばにツイッター(X)で見覚えのあるビルが。

写真は翌朝撮りました

派手な装飾のある店先には、呼び込みのスタッフがスタンバっている。

最後のさらに最後になんちゅうへんな道を持ってくるのかww

小さな丘を越える。時間がないのに。

道後温泉本館の横を通り、繁華街を抜ける。

ホテルがなくなり、住宅地になる。

右手にファミマがあったが、ここじゃない。

もう1軒あるはずだ。

15時56分、202km地点のゴール「ファミマ松山石手二丁目店」に到着した。

9時間56分。

9時間56分

なんとか10時間を切ったぞ。

2015年にブルべを始めてから10年。

200kmで10時間を切ったのは実はこれが初めてだ。

還暦に手が届こうかというオヤジでも頑張れば進化できるんだ。

達成感と満足感で満たされる。

日焼けした顔で一人にやにやしていたに違いない。


ゴール受け付けは近くにある素泊まり民宿の「ECO宿みかん」さん。

ECO宿みかんさん

AR四国代表のえいじパイセンが前で待ってくれていた。

AJ広島主催なのに、なんでパイセンが、と思ったあなたは鋭い。


実は今回のブルべ、AR四国とAJ広島の共催企画なのだ。

AR四国は松山発着の山岳200kmを開催。

AJ広島はわしの参加した呉・松山200kmと岡山・松山200kmの2本を開催。

計3本のBRMがいずれも松山にゴールするという趣向なのだ。

あの寒かったBRM203の逆パターンね。

203は呉がゴールだったが、今回は松山というわけだ。


ECO宿みかんさんに入る。

玄関から廊下にかけて、プラダンで養生してある。

仮眠OKの宿泊部屋にもブルーシートが引いてあった。

AR四国のみなさんが、汚して宿に迷惑をかけないよう準備したという。

心遣いに頭が下がる。

AJ広島のK代表にゴール手続きをしてもらってブルべは完走した。

やったね!


で、ここからはアフターの部に突入する。

ジャージを脱いで、洗面台で洗う。

このあと、宿の厚意で洗濯機を借りて脱水させてもらった。

翌朝、すっかり乾いていてうれしかったね。

次に汗を流したい。

宿から道後温泉の公衆浴場までは約1.2km。

ブルべ装備のウノさんで向かった。

工事中の本館は以前入ったので、今回は新しい飛鳥乃湯泉へ。

飛鳥乃湯泉

露天風呂もあり、楽しめた。

風呂上りは近くの居酒屋のカウンターで軽く一杯。

じゃこ天をあてに生のんで、鯛めしをいただく

この時間がたまらんよね~。

歩いてぼちぼち宿に戻った。

帰ったら、ちょうどAR四国組が戻ってきたところ。

受け付けもにぎわっていた。

今回は四国ブルべが一番ハードなコースだったようだ。

しまなみ海道の亀老山を上った後に、高輪山という1000m近い山を上るという。

あの強々よねだっくさんでさえ「筋肉が痛い」とうめくほど。

ちなみにわしと同じ呉・松山に参加したこなきさんだが、自主的に亀老山を上ってきたとか。

うん、おかしいねw


手続きがすべて終わった20時から懇親会スタート。

仲いいよね

酒抜きで22時過ぎまでワイワイやったのであった。

楽しいひと時

なんか最近、ブルべ+宴会の組み合わせが多いなあ。

AR四国のみなさま、宿から何からお世話になりました。

AJ広島のみなさまも主催ありがとうございました。

ほんまにいい時間でした。

また、どこかの道でお会いできるのを楽しみにしております。

AR四国のBRMにも遠征しないとね。

というわけで、今回のブルべはおしまい。

わしも22時半には就寝したのだった。

さあ、次はどこへ走ろうか。

(おわり)