2024年6月15日土曜日

こなきさんファイナルブルべ&宴会は控えめに言って最高 2024BRM518広島200km呉・三次

 どうも、たっかんです。

5月18日(土)にあったAJ広島主催のBRM518広島200km呉・三次に参加してきました。

走って、しゃべって、いい一日でした。

以下、お読みください。



3時45分に起床。

4時半にケーキさんが迎えにきてくれた。

5時15分には呉に到着。

準備をして、5時半のブリーフィングに間に合った。

ブリーフィングに臨む面々。左端がこなきさん

今回のコース担当はご存じ、こなきさん。AJ広島の元副代表である。

実はこなきさん、会社の都合で転勤することになり、今BRMをもってAJ広島のスタッフを引退するのだ。

ということで、今回がこなきさんのファイナル開催になる。

今まで色々お世話になりました。

こなきさんとは、今回の相棒ケーキさんともども、ブルべ以外でも付き合いがある。

それだけに是非出走したかったのだ。

ブリーフィングで発表されたのが、驚きのゴール受付場所だ。

なんと呉市内某所にある、こなき邸なのだ。

うん、知ってた。

ファイナル主催ということで奥さんのくるぱんさんも協力してもてなしてくれるという。

本当にありがたさしかない。

久々の動画担当K兄の姿もある。

撮影機材をアップグレードし、4K撮影可能なデジタル一眼を投入したという。

これは楽しみだなあ。

そして、期待した通りの素敵な掌編をつくってくれた。

感謝しかない。



午前6時、9人ずつ3グループに別れて走り出す。

わしとケーキさんは最初のグループに入った。

なぜかトップを引いて、休山トンネルを抜ける。

しばらく引いていたが、安芸灘大橋の手前で前に出てもらった。

後ろの圧力から解放され、心が軽くなる。


ケーキさんとの二人旅が始まる。

ケーキさんはこの春、転勤になって土日のブルべにも出場できる立場に異動した。

なので今回が約2年ぶりの出走である。

頑張ってついてこいよ!(上から目線)


出発時は肌寒く感じたが、走り出すとちょうどいい。

絶好の季節だね。

安芸津で後方から集団が追い上げてきた。

集団に吸収されるケーキさん

抜かしてもらって後ろにつく。

うん、後ろにつくとむっちゃ楽。

AR四国の仲間たちと

AR四国の面々と共闘し、東へと快走する。

たあにゃん、ひいてくれてありがとう!


あっという間に竹原に到着。

7時47分、44km地点のたけはら町並み保存地区に到着。

キューシートの「自転車と【町並み保存地区らしいエエ雰囲気の景色または建物】を撮影する」という指示に従って、思い思いの絵を撮る。

エエ雰囲気の竹原とウノさん

町並みは人通りが少なく、ほぼ貸し切り状態。

ほんまにいい町並みだった。


竹原からは国道432号を北上する。

国道2号との交差点を過ぎると、上りの始まりだ。

空港へ登っていく

ケーキさんの水がそろそろピンチらしい。

8時40分、坂を登り切ったところにあるセブンで補給した。

しばらく下り基調。

ちょうど一緒になったモリリンやノダカナ、fukちゃんらとパックになって快走する。

河内からは椋梨川沿いを上っていく。

川沿いを上る

白竜湖のダム堰堤にランドヌールが集まっている。

ダムにあまり興味のないワシらはパスした。

大和から世羅へと上る。

ここで再び水補給。

fukちゃん(左)と一緒

この日は道端の自販機に大変お世話になったなあ。


世羅台地を快走し、10時33分、94km地点にあるPC1ファミマ世羅町店に到着した。

雨王(左)を独占取材するK兄

目安が12時20分なので、2時間近い貯金ができた。

ちょうどボリュームゾーンだったみたいで、蛍光ベストのランドヌールでにぎわっていた。

近くにはタコ焼き屋さんもあり、そちらに流れる人も多かったみたい。

おにぎりなどを補給していたら、あっという間に人がいなくなる。

わしらもそそくさと出発する。


国道432号はしばらくダラダラとした上りが続く。

いつの間にかピークを越え、三次市吉舎町に入る。

116km地点で左折した。

いきなり上り坂が見え、げんなりする。

今回、各方面から「あれはひどい」「鬼畜か」と大絶賛を浴びた双三農免農道のスタートである。

いわゆる広域農道の仲間だ。

山がそこにあるのを気にせず、直行する強情な性格の道である。

上がり始めた気温に加え、無意味なアップダウンがわしらの心と足を容赦なく削る。

上って、下って。その繰り返し。

これ上っているんです

その上、下りきったところに交差点があり、一時停止せんといけない場所も。

けしからん。

わしらの位置エネルギー及び運動エネルギーを何だと思っているのだ!

責任者でてこい!

と毒づく元気もなく、約10kmの農免道路ライドが続く。

もうおなか一杯です。

身も心も消耗し、12時14分、126km地点の通過チェック「双三農免農道 注意!農耕車アリ」の看板前に到着した。

暑さでいかれたおじさん

目安が14時24分なので、貯金は2時間10分に拡大した。

ここから左折して国道375号を南に向かう。

のだが、一部の人たちが右折して北上しているではないか。

周囲が「大丈夫なの」と一瞬ざわつく。

どうやらみんなでコースアウトして、三次近辺までお好み焼きを食べに行っていたようだ。

いや君たち元気やね~。ほんま。



わしらはオンルートで375号を進む。

右手に元お酒店があり、自販機があったのでピットイン。

手持ちの補給食をいただく。

一服するおじさんたち

国道375号はZガンダムに会いに行った400ブルべの帰路に通ったな。

見覚えのある景色の中を行く。

美波羅川沿いを上っていくのだが、なぜか唐突に丘を上らされるとこがあったりする。

道路設計者に文句を言いたくなる瞬間だ。

先行者の姿がだんだん見えなくなっていく。

暑さでたれてきたのか、全く速度が上がらない。

ドリンクも減ってきた。

左手にあった物産館みわ375に寄る。 

売店でアイスクリームの「爽」を購入した。

屋根のあるテーブルについていただく。

アイスクリームは正義

梅雨入り前なので日陰に入ると涼しいのが救いだ。

再び南へ。

下ったり、上ったり。

手元のEDGE840は30度台半ばを示している。

もうへろへろである。


気温が高いためか、ペースが速かったのか、この日は心拍数が高めだった。

ちょっと坂を上っただけで160台に入ったりする。

ふだんの自転車通勤では、めったにない数値だった。


15時過ぎ、東広島市の市街地に入った。

日本の酒都

残り30kmを切った。

道路沿いのセブンに入って休憩する。

最後の休憩だね。

あとは呉へ下っていくだけだわ。

休日とはいえ375号は幹線道路なので、車が多い。

気を使いながら進んだ。

残り5km。最後に二級峡沿いを一気に下った。

広の市街地を進むと、右手にゴールのセブンを発見した。

16時48分、ゴールのセブンイレブン呉市広中新開店に到着した。

タイムは10時間48分。

ケーキさんもほぼ同時にゴール。お疲れさまでした。

とても2年ぶりとは思えぬ力走。さすがです。

ゴールだね


で、ゴール受付へ向かう。

実は今回のブルべ、ここからがメインイベントといっていい。

200kmはちょっと重めのアペリティフなのだ。

楽しみにしていた、こなき邸に向かう。

ご自宅を開放するとは、こなき家の今回のブルべにかける思いが伝わってくるではないか(涙)

過去の1000kmでもゴール受付にしたこともあるという伝説の地なのだ。

セブンからほど近い場所にある一軒家に到着する。

玄関前には、こなき号があり、参加者のバイクでにぎわっている。

庭先を経由してお邪魔する。

受け付けはこなき家のリビング。

左端がわし。写真ありがとうございます!

我が家に帰ったかのような安心感である。

まずは完走の記念撮影。準備いいよな。

喜びでおらぶおじさん

くるぱんさんお手製の料理でもてなしを受ける。

塩っけの抜けた体に、豚汁やぬか漬けが染み込んでいく。

ありがとうございました。おいしかったです。

次々と到着するみなさんと、わちゃわちゃやるこの時間がたまらなく好きだ。

200km走って、みんなちょっと香ばしいけどね。

だよね~

17時半、一息ついたので退散させてもらう。


今回のブルべ、みなさんいいペースで走っていた。

ランタンルージュが17時42分着。

それでも12時間以内である。

さすが強者ぞろいだ。

ミニベロで楽々とロードを抜きさる、あらんさんやすぎちゃんとか。

凪のすぎちゃん(右)

ジーパンで軽々とペダリングするKissyさんとか。

ジーパンで200km走るのはやめたほうがいいらしい

その変態さ加減にはとてもついていけないよ。


次の予定は懇親会。

20時半から呉の有名居酒屋である利根本店だ。

まずはデポ地のコインパーキングに向かおう。

広から休山トンネルを抜けて、呉市街地に戻る。

ケーキ号に自転車を積み込む。

近くにある銭湯へ向かう。

四国のよねだっくさん夫妻とばったり出会う。

考えることは一緒ね。

呉は街中にまだまだ銭湯が残っている。

気軽に汗を流せるのがありがたい。

宴が始まるまで、ケーキ号の車内で仮眠をとる。

小一時間休めただろうか。

20時半から利根本店2階の座敷で宴会スタート。

30人ぐらいはいたかしらん。


盛り上がったところで本日のサプライズ企画が。

有志から、こなきさん夫妻へのプレゼントがあったのだ。

こなきさんにはVOLT400ネオのアルカンシエルカラー、くるぱんさんには砥部焼の食器、そして花が。

この日のためにKSP(こなきサプライズプロジェクト)という秘密組織が33人で結成され、水面下で準備を進めてきたのだ。

お声がけしたり、プレゼントを準備したりしていただいたみなさん、ありがとうございました。

お世話になりました!これからもよろしくね

お二人のうれしそうな顔がとても印象的でした。

そうそう、こなきさんによる特別講演「山は平地」もあったが、そうなのか本当に。

「獲得標高なんか気にすんな!山は平地」なのか?君が言っていいんか?

というわけで、懇親会はお開きに。

ブルべと素敵な仲間たちとの宴、最高でした。

またこんな素晴らしい時間を持ちたいな。

AJ広島のみなさま、参加したランドヌール、ランドヌーズのみなさま、ありがとうございました。

締めの利根カレー。おいしいよ

そしてケーキさん、酔っ払いを連れて帰ってくれてありがとう。

さあ、次はどこへ走ろうか。

(おわり)

0 件のコメント:

コメントを投稿