2018年12月13日木曜日

広島一周ブルベBRM1027広島600kmはDNF その5 迷い道くねくね編

どうも、たっかんです。
広島一周(半周だけど)ブルベ報告、まだ続きまっせ。


10月27日午後5時57分、199.42キロ地点のPC2ポプラ戸河内インター店に到着。
辺りはすっかり真っ暗だ。
午前6時に出発して約12時間、約200キロを走破した。
今回、一つの指針として考えていた100キロ6時間のペースは達成できている。
締め切りは午後7時16分なので、貯金は1時間19分だ。
広島のコンビニはポプラじゃけん!


これから夜が来る。
道中、しばらくコンビニはない。
がっつり補給をいただく。
鍋じゃないけど鍋焼きっぽいうどん!
標高774メートルから231メートルへのダウンヒルの後だけに温かいものがいい。
コンロにかけたらダメな鍋焼き風うどん


ケーキさんはカップ麺を。
カレーヌードルはBIGに限るそうな


そしてこれ。
ジャジャーン、靴下用使い捨てカイロじゃ。
くつしたカイロ~~

シューズカバーをつけていたけど、気温が下がってきたのでつま先が冷える。
靴下に張り付けると、足がほっこりとぬくもってきた。
いや、これいいわ。
セットだったので、ケーキさんにもプレゼントした。
つま先に人権到来

二人してほっこり。
これでまだ戦える。
よしいくぞ!


30分しっかりと休んで、再スタート。
いったん戸河内まで下ったのに、ここから再び深入山まで上りが始まる。
191号を戻る。
さきほどの戸河内の分かれを過ぎる。
まもなく板ケ谷の上りが始まる。
虫木峠まで6.5キロ、標高差324メートル、平均斜度5%。
気温は7度。
寒いのだが、上りで体を動かしているので、それほど寒さは感じない。
というか暑くなってきた。
路肩が広くなった場所でちょっと休憩。


ジャケットを脱ぐ。
ケーキさんは上りの連続で腰が疲れてきたそうだ。
アスファルトにうつぶせになって腰を伸ばしている。
みなさん、ケーキさんが転がっているのが見えますか

5分以内に再出発。
途中から登坂車線があり、のんびり上れるのが救い。
まあこの時間、ほぼほぼ車が走っていないのだけど。


45分くらいかけて、ようやく虫木トンネルに到着した。
STRAVAによると、標高670メートル。
いったん下って、松原の三差路を左折。
深入山への上りが始まる。


すぐに民家が途切れる。
前方左手に赤い灯が見える。
山のど真ん中のお好み焼き屋さんだ。
聖湖キャンプ場に行く途中なので、何度も前を取っているが、いまだに入店したことはないが。
店内から家族連れが出てきた。
車に入ろうとする手を止まった。
闇の中から突如表れた、自転車の2人組を凝視しているのが分かる。
ちょっと気恥ずかしいのをこらえて、彼らの前を通り過ぎる。
一体なんと話していたのかなあ。


もうしばらく上る。
午後8時前、いつもの深命水に立ち寄る。
疲れましたなあ。
給水がてら一休み。
疲れたのお

気温は6度。
10分休んでまた走り出す。
まもなく右手に深入山の表示が。
標高800メートル。


ここからしばらくは八幡高原へのアップダウンが続く。
冬の寒さが厳しい一帯なので、191号の路面は荒れている。
勝手知ったる区間。
マイペースでいく。


聖湖への入り口を過ぎ、スキー場の手前を右折する。
高原の田園地帯の中を突っ切る。
東の空に月が出ているが、雲に隠れ、にじんだ光が見えるだけ。
EDGEによると気温は4度。
冷える。


グローブは薄手のフルフィンガーの下に、フリース手袋を着用している。
真冬用ほどではないが、なんとかしのげる。
ゆるやかな上りが始まる。
ピークにはトンネルというか洞門がある。
洞門の中は路面が悪い。


洞門を抜けると下り坂だ。
この下りはとにかく寒かった。
なんとか下り終えると、左手に亀山八幡神社が。
集会所には灯が付いていた。
秋祭りの時期だからかな。


国道186号の交差点を過ぎる。
浜田往還でお馴染みの場所だ。


山あいに進んでいく。
丘を越え、草原の中を進む。
知ってる。
牧場があるんだよね。
お馴染みの香りがする。


実は10日ほど前、聖湖でのキャンプ後、コースを千代田まで車で走っていたのだ。
186号はよく走るけど、この区間まで芸北の道を分け入るのは初めてだったから。


山の中に突如として広がる牧場の景色が印象的だった。
もっとも午後9時過ぎとあって、今は暗闇の中。


集落の中を過ぎる。
通過チェックの静馬商店は242.59キロ地点。
ミスコースをしているので、キューシートの数字とEDGEの示す走行キロ数には、
ずれがある。
たぶん2、3キロぐらいの誤差だった。
頭の中で計算しながら走る。
左手にお社があり、過ぎたところで左折。
1車線の林道に入る。
下見の時も「こんなとこ走るの?」って思ったよなあ。
路面が荒れている上に、枯れ葉や木が落ちていて滑りやすい。
心の目で見たらこんな感じ。


最初こそ坂はきついがあとは緩やかだ。
小さなを越えると、つづら折りに。
路面に落ちた木を避けつつ下る。
林道終わった。


距離は・・
247キロ。
キューシートと5キロも違う。
いくらなんでもずれすぎじゃ。
いったん止まって、スマホでコースを再確認する。
・・
・・やばい。
やっぱ間違っている。
静馬商店、とっくに過ぎている。
がくんと力が抜ける。
ああ、またやってしまったのか。
そう、ミスコースだ。

つづく

0 件のコメント:

コメントを投稿