21時22分、218.1キロ地点の通過チェック、ローソン豊北阿川店に到着。
ここも通過チェックなので時間は関係ない。
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通過チェックで一休み |
今回は角島に渡らず、ここが400キロの折り返し点になる。
締め切りの目安が24時31分ごろなので、貯金は3時間ある計算だ。
うん、上々上々。
ツネちゃんにずいぶん押し上げてもらったね。
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おつかれケーキさん |
靴を脱いでリラックスする。
これでずいぶんリフレッシュする。
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レッグカバーから塩が浮かんでいる |
一通り補給が終わったので3人で出発する。
ケンセイ、サブイボコンビさんお先です。
まあ、また次のPCで会うでしょう。
特牛から左折して内陸へ。
国道435号を東へ進む。
ここから当分、丘陵地帯が続く。
次の目的地は277キロ地点のPC3である。
「あと60キロ」
ナイトライドの一番しんどい時間が始まる。
この夜は曇天。
星が見えない。
見えたら多少は気がまぎれるのだが・・
ライトに照らされた道の先を見つめ、残りのキロ数を考える自分がいる。
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ひたすらペダルを回す |
「あと●キロ」「あと●キロでPC」。
ひたすらそんなことを考える。
この堂々巡りの思考はちとつらい。
むしろ残りの距離は考えない方がいい。
目の前の道をたんたんとこなすべきだ。
夜だとなんも見えないけど。
ただ前へ前へ進むことだけを考えよう。
そうすれば、目的地は近づくはずだ。
旧豊北町から旧豊田町へ。
去年までは町中の川沿いの道を走っていたが、最近バイパスが完成したようだ。
ひたすら広く、立派な道が続いている。
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美祢市に入った |
下関市から美祢市に入る。
23時過ぎ。そろそろ疲れてきた。
相談して、美祢の手前あたりで小休止することに。
休憩所か何かあればいいけど、何もないので路肩だ。
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何もないけど、座ればそこは休憩所に |
横になる。
ちょっと眠ったか。
10分足らずの休憩だったけど、少し元気が戻った。
再び走り出す。
美祢市街地に入る。
そろそろ脚があやしいし、補給もしたい。
お、自販機。止まろう。
先を行くツネちゃんに声をかけたけど、届かなかったようだ。
ツネちゃんの自転車が、道の先へ消える。
仕方がない。
交差点を横断し、自販機に寄る。
ケーキさんも一緒だ。
ま、ツネちゃんとはどっかで再会できるだろう。
一息入れてまた走り出す。
忍耐の時間が再び始まる。
水田の中の道。
周囲は闇に沈んでいる。
美祢から秋芳へ。
秋芳から美東へ。
今回の旅で、最もメンタル的にしんどい区間だった。
日付が変わった。
10日午前0時46分。
277キロ地点のPC3、ローソン美東大田店にようやく到着した。
本当に長い60キロだった。
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ローソン。向かいに道の駅がある |
さすがにツネちゃんは先着していて、わしらを待ってくれていた。すまんのう。
締切が4時28分なので約3時間40分の貯金がある。
これなら多少休んでも大丈夫だ。
寝よう。休もう。横になろう。
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深夜の相棒 |
ローソンで買い物を済ませ、向かいにある道の駅へ。
なんとか屋根のあるベンチを探して横になる。
ふと見るとケーキさんが野ざらしの場所に寝ている。
ガーミンによると、気温は16度。
それに風が結構強い。
これは寒そう。
ベンチを動かして横になれる場所をつくる。
ケーキさんを呼んだが、すでに気を失っていた。
声が届かないか。しょうがない、寝かしとこ。
タイマーをかけて横になる。
・・・・・
小一時間休んだ。
眠った感じはしない。
でも動こう。
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ささやかな休憩時間が終わる |
重い身体を起こして再起動する。
この状況下でも変ポーズを取るツネちゃん。
さすがサイボーグだ。
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深夜の変顔&変ポーズ。これがサイボーグだ |
ローソンの前に行くと、ケンセイさんとサブイボさんが。
聞くと、豊田の道の駅で仮眠していたという。
コースからは計4キロも外れることになるが、眠気には勝てなかったらしい。
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お晩でやんす(^o^) |
1時50分過ぎ、PCを出た。
ここからは峠が三つある。
未明の峠3連発。
眠気と坂道との戦い。
ここが今回のブルベのヤマ場の一つだった。
つづく。
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