第5CPのはすみに到着。
ここまで106キロ。
昨年は113キロ地点だったからコース変更のために7キロ短くなったことになる。
時間は午後0時35分。
昨年より30分以上早いのは、そのせいだね。
それにBONBON列車のおかげで、快調に飛ばせたし。
BONBONさんたちに改めてお礼を言う。
本当にお世話になりました。
これからもよろしく・・って、また乗る気満々かよ!
ここの補給はいいんだよね。
サイクリストの心をわかっているっていうか。
エナジーロールにホエードリンクに塩に。
これでオヤジたちはあと100キロ戦える!
10分ほどで休憩を切り上げる。
少しだけ南へ走ったと思うと、右折の指示。
ああ、ここの坂。
思い出したよ。
昨年、非常に厳しかったあの坂だ。
格好いい写真を撮ってもらった坂だ。
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サイクリストビュー提供 |
戸河内峠というらしい。
もう無理せず上るしかないよ。
この坂、序盤以降は日当たりがいい。
天頂からお日様がさんさんと降り注ぐ。
運動強度は高いし、遅いし、実に暑い。
汗もだらだら流れる。
でも、無理はしない。
後半に備えるのだ。
ここはまだ我慢するところだ。
ケーキさんと足並みをそろえてピークに到着。
つらかった昨年よりも1分以上遅いペースだった。
休む間もなく、下りに入る。
気持ちいい (^.^)
田園風景の中を走る。
この下りもう最高。
左折して県道4号を北上する。
風は南からの追い風。
道は広いし、走りやすい。
橋を渡って、集落の中に入る。
ん?見たことあるよ、この風景。
そうか昨年7月の300キロブルべで、ひと休みした集落だわ。
今回は休まずに通過。
江の川の本流に合流だ!
広々とした風景が気持ちいい。
しばらく左岸の細い道を走っていく。
木陰が続く。
ぼちぼちのペースで走っていると、だんだん後ろにトレインが伸びてくる。
あまり速すぎないオヤジにも一定のニーズはあるらしい。
引くのにも疲れてきたので、ペースを落とすか。
右手をくいくい。
見覚えのあるピンクのジャージの一団が走り去っていく。
BONBONさんやおまへんか。
これには乗せてもらうしかないわけで。
よいしょっと。
う~~ん、いいペース。
気持ちよく走れるわ~。
左手には「天空の駅」こと宇都井駅も。
いっぺんゆっくり来てみたいと毎年思いつつ、結局来ていないという(^_^;)
ところがこの後、BONBONさんチームにパンクが発生。
後続を待つためにストップされてしまった。
やむを得ない。
自分たちの力で走りましょうで。
都賀西の集落で、橋を渡る。
国道375号だ。
三江線を右手に見ながら、江の川の右岸を走る。
まもなく道の駅のグリーンロード大和に到着した。
ここはCPではないのだが、給水サービスがあるとのこと。
ケーキさんと滑り込む。
ウオーターサーバーにたたえられた氷水!
これは素晴らしい。
わかっていらっしゃる♪
自販機でジュースを買って補給。
さ、行きましょう。
ところがここで異変が。
先行したケーキさんが二人組に張り付いたのだ。
追いつこうと思ったのだが、一人ではグループの足にはかなわない。
ケーキさん、待ってよ。相棒じゃないか。
だんだん心細くなる。
頑張って走るのをあきらめ、マイペースで流す。
追い風基調とはいえ、一人走りはそれなりにしんどい。
10キロほど走ったところで、ようやく道端にたたずむケーキさんの姿が見えた。
快速列車に相当引っ張ってもらったみたい。
ただ、無賃乗車なので、終盤後ろをチラチラ見られていたとか。
そりゃ、気にされますよね。
で、離脱することにしたらしい。
一旦、沈みかけていた気持ちも立ち直ってきた。
また橋を通り、左岸にわたる。
江の川はこの辺り、ダム湖になっていて、満々と水をたたえている。
ちょっと上流ではカヌーの練習をしていた。
ダムを過ぎ、集落を通る。
お茶の栽培をしているようで、新緑がまぶしい。
ようやく着いた。
153キロ地点、第6CPの粕淵だ。
午後2時40分。
三瓶山挑戦の制限時間、3時35分まで55分もある。
昨年はここが160キロ地点だったので7キロも短い。
今年は三瓶山に上れた人が多かっただろう。
コース変更のプレゼントだね。
一息つく。
山菜おこわをいただく。
ここからの厳しい坂道のことを考え、2Runも飲む。
息は整った。
さ、行きますか。
ラスボスに会いに。
つづく。
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