2016年6月5日日曜日

石見グランフォンド2016 その4

断魚渓のCP4で、ごはんmgmg。
昨年と同じオロチ丼。
木陰に座り込んでいただく。
とろろのワサビが結構効いていた。
豚汁で塩分補給OK!






さ、行きましょうか。
今来た国道261号を戻る。
これまでは川本へ北上し、緩やかな九十九折が続く峠道を通っていたのが、今年は雪の影響で走れなくなったらしい。
あそこはken2さんが好きな道だったよなあ~~。
頂上に小さなトンネルがあって、ふもとは水田が広がって。
いい道だったけど。


ともかくちょっと下って、国道261号をさかのぼる。
さっき追い風だったということは、安定の逆風。
いよいよ試練が始まったか。



対向車線を走る参加者は快走。
こちらは怪走。
向かい風に耐え、じわじわと進むだけだ。
苦しい時間だ。




何キロか走っただろうか。
わしの後ろに何人かのトレインができていることに気が付いた。
でも、わしの足もたいしたことなし。
どうぞ、先行ってください。
ということで右手を出して、くいくいと合図する。
何人かがわしらを追い越していく。
同じジャージを着た集団が抜かしていく。
ん?そんなに速くない。
なんとか付いていけそうかも。
これは、、、、。


乗らせてもらいましょう!
別段、ケーキさんと意思統一しているわけではないが、動きはシンクロ率100%。




すんまへん。
チームBONBONさんの後ろに入らせてもらいました。
タダ乗りじゃないよね。
少しはわしも断魚渓から引いたよね。
と、内心言い訳しつつ付いていく。
でも、その後、完全に借金トレインでした(^-^;


BONBONさんてば、男女の集団なのだが、なんというか実にお強い!
向かい風、緩い上り坂という地味に脚を削る条件下でもペースを落とされない。
これは普段のトレーニングの賜物でしょうね。
通勤ライド主体のわしらとは違う。
そう感じた。
しかし、ほんま楽じゃし!
まったく違うし。
無言で後ろにつくのはマナーに反すると思うので、BONBONさんに「後ろつかせてもらいます」と、ご挨拶。
「ええよ、なんぼでも使って」と関西弁でありがたいお言葉をいただきました。
ほんとにありがとうございました!


アゲンストが続いた261号の峠を過ぎる。


平坦区間に入る。
風は追い風から横風。
BONBONトレイン絶好調です。
わしらも乗せてもらいます。
感謝、感謝で足を回す。
261号から県道6号へ右折する。




旧瑞穂町の役場付近をひた走る。
いいトレインだ。


県道293号に入る。
だが、わしの脚が回らない
あれ?付いていけないぞ。


付いていけない。
じわじわと遅れ始める。
やばい、中切れしたら、追いつけないよ。
ケーキさんとあと2人ほどBONBONトレインに乗っている。
やばいなあ。


遅れてきた。
ここで考えた。
わしの脚の特徴はなんだ?
上りは遅い。
でも下りはそこそこ。
そうだ、下りの速さを生かすしかない。
下りで後れを取り戻すしかない。


小さな峠があった。
上りはともかく、下りで回す。
あれ、みんな右折していて、信号で列車が停車している。
ラッキー!
追いつけたよ。


よし、これからは遅れない。
固く決意して付いていく。
県道293号から県道7号へ。


さっきはBONBONさんたちの直下につけていたのだが、今度は二人をはさんで、その後ろに付いた。




て、空気抵抗ぜんぜん違うし。
むっちゃ楽やし。
ロードバイクの集団走行の有り難さを、初めて実感した瞬間だった。
こいのぼりもわしらを祝福しているよ。
BONBONさんありがとう!




幸せを感じながら、CP5のはすみ文化プラザ(106キロ地点)に到着したのだった。

つづく。

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