2014年2月6日木曜日

室津半島は荒れ模様

立春なのに全国的に寒波襲来。
でも休みなので走りに行った。
カンパじゃなくてシマノだけど。
きょうの目的地は山口県の室津半島。
ヒルクライムレースがあった大星山を登り、海岸沿いをのんびり走ろうという趣旨だ。
結論。山は厳しかった。海沿いも強風で厳しかった。以上!
強烈な西風でペダルを回しても回しても進まず、思わず笑い出すぐらいだった。

でも風景はすばらしかった。
寒さの中に春の兆しがそこかしこにあった。
ここはまた走りたいな。

南周防大橋のたもとに駐車して、10時過ぎに出発。
ケンケン怪しい。
ken2さん撮影

ken2さん撮影

巨大な風車が山の上で回っている。
「今からおれはあそこを目指す!(キリッ)」
寒いのでジオラインLW、サイクルトレーナージャケットに、EXウインドバイカーを着込む。
昨年あったヒルクライム大会のコースを踏襲する。
速い人は22分ぐらいで上るらしい。
ちょっと坂を上ったら暑くなったので、EXウインドバイカーを脱ぐ。
最初はゆるいが、公園を過ぎた残り2.6キロぐらいからきつくなってくる。

ken2さん撮影
10%以上の坂も頻発する。心拍数は160以上。
ケンケンに少し離れてついていく。

最後はケンケンに離されたがなんとか大星山の山頂にゴール。
40分近くかかっていた。遅い!
なかなかハードなコースだった

山頂には発電用の風車が設置され、ブオンブオンとものすごい風切り音を響かせながら回っていた。

風速8メートル。強風だ。さすがに寒い。


なかなかの絶景だ。雲が近い。写真は半島の西方向。夕陽を見たらきれいだろうなあ。




ken2さん撮影

記念写真なんぞ済ませ、山頂から退散。
半島スカイラインを南下していく。
スカイラインといっても1車線半の山道だ。
時折、車が走るのだろうか。
わだち部分に落ち葉はなかった。

病院の横を走って、県道に出て右折。
実はスカイラインは皇座山へ続いていて、左側に入る道がそうだったらしい。
ケンケンは
皇座山へ上れなったことが心残りだったようで、残念がっていた。
ぼくは大星山でおなか一杯でそうでもなかったけど ^^;

道を下って、半島西岸に出る。すごい風だ。
雨も混じっていて、海も大荒れ。波しぶきも飛んでくる。
風に翻弄されながら、なんとか半島突端の室津に到着。
事前調査でメバル定食を提供しているという「おふくろ」に入った。

1000円のメバル定食を頼もうとしたのだが、日替わり600円もメバルの煮付けとのことで「こっちにしんさい」とのこと。


うまい。メバルも新鮮で身がポロっと取れる。
おまけに出してくれたサヨリのフライも美味でした。
「今は旬じゃけえ」とのことだった。これで600円は安い。
ノンアルがなかったのが残念だが。
食事を終えて店外に。寒いわ。
ken2さん撮影

上関大橋を渡って長島へ。
「鳩子のてんぷら」でピリ辛とスティックを購入。600円。
島に渡ってすぐの看板に「すぐそこ」と書いてあったのにけっこう遠い。
てんぷらやの前の漁港で、じこまん全開中である。
奥に見えるのが上関大橋だ。
渡るときは強風で怖かった。
ken2さん撮影

帰路は風裏になることを期待して東岸を走ることにする。
西岸より道が狭く、アップダウンがけっこう激しい。
ところどころでケンケンが猫を発見しては撮影している。
強力な猫レーダーを実装しているらしい。
ある場所では猫を発見し、Uターンしようとしたら。
クリートが外れなくて、立ちゴケ。
上手に体を丸めて、受け身を取っていた。さすが元柔道家。
そのままもがいているので、記念写真をば(^。^)



でも猫撮影は忘れない。

梅も花をつけていた。さすが海岸沿い。早いな。
ここでも撮影。


眺めのいいところでは記念撮影も。


いやあ実に気持ちいい。

道すがら、ゲストハウスもあったりして、夏に訪れたらよさそう。
雲は早いけど空は実に青い。
行きに通った東岸から西岸への峠を抜ける。
西岸はやはり強烈な北西からの向かい風。
ペダルを回しても回しても進まん。
ダンシングで必死に走るが、13キロまでスピードが落ちることも。
時折、風が弱まったスキには30キロぐらいで走れる。
そのメリハリがあまりに強烈すぎて、楽しくなって笑ってしまった。
「すげええ。風すげええ。わはははww」
ヒルクラではゼエゼエするだけで笑わないけど、こんな気持ちになることもあるんだな。
いやあ楽しかった。
最後に展示してある「回天」をちょこっと見て2時にゴール。
49キロ。
全然走っていないし^^;

でも楽しい一日だった。
デザートに柳井の自転車店ヒロシゲを初訪問。
ステキグッズの激しい攻勢に物欲を刺激された。
品揃えは広島のいろんな店よりも上じゃないかしら。

いやあ室津半島は良かった。
これはまた来なければ。
そう思った立春の一日であった。

0 件のコメント:

コメントを投稿