午後11時6分、252キロ地点のPC3ローソン美祢インター店に到着。
締め切りは0時52分なので貯金は1時間44分ある。
ちなみに昨年は11時30分着だったので、24分勝っておる。
昨年に比べ、特牛以降をいいペースで走れたおかげだな。
ここのローソンはイートインできるカウンターがあるので、ランドヌールには非常に優しい。
わしらもこの時間帯の定番となってきた豚汁やむすびをいただき、エネルギーを補充する。
イタダキマース |
そろそろ眠気がわしらに迫っている。
いかに耐えられるか。
280キロ付近の山口市内の某所で、仮眠を取る計画だ。
あと30キロ。
25分ほど休んで、国道435号を東へと走り出す。
田舎道を延々と走る。
昨年休んだトンネルに差し掛かるが、今年は休まない。
美東町で右折すると、大峠への上りが始まる。
しばらく、ゆるい坂が続くのでそこそこのペースで走れる。
川沿いを上っていく。
星は見えないが、代わりに頭上の木々の枝葉が伸びているあたりを、ホタルがゆらゆらと舞う。
6月だなあ。
いくつかトンネルを過ぎると、次第に上りがきつくなる。
ギアを一番軽くして、脚に負担をかけないように走る。
時速10キロ以下でいーか。
そろそろ美祢市も終わる。
また例の看板が。
さよなら美祢市 |
標高300メートル。
なんとか上り切った
鳳翩山トンネルの入り口にたどりついた。
トンネルを通過。
ここから山口市内まで下り坂。
止まって、ストクルを着込む。
深夜の怪しいオヤジ |
午前1時、真夜中のダウンヒル。
下り坂が長く感じるなあ。
吉敷の街の明かりが見えると、安心する。
国道9号に合流する。
これまでの田舎道から一転、コンビニがあり、コインランドリーがあり、すき家がありと、街並みが随分と明るい。
そして午前1時15分、県庁前の「高級ホテル」にチェックインする。
四方を囲まれ、ベンチがあり、隣にはトイレもある。
申し分ない。
この時間だと人の往来もない。
しばしお邪魔します。
今回の豪華ホテルにチェックイン! |
2時出発を目指すことにする。
もう少しゆっくりしたいのは山々だが、先行き、まだ山々が残っている。
ジャケット脱ぎ、半袖ジャージを脱ぎ、シャツも脱ぎ、乾いたシャツに着替える。
これで安眠できる。お休みなさい。
ケーキさん気を失う |
わしも死亡 |
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
起きた。
まだ寝たい気むんむんだが、しょうがない。
トイレを済ませ、装備を着用する。
半袖ジャージが汗で濡れているのが、不快だけど替えはないし、そのまま着る。
脚に履いたレッグカバーは汗の塩分が乾いて、白くなっている。
さあ、行くか。
脚はシオシオ |
宮野方面へ進む。
トンネルを抜け、右折して国道375号へ。
仁保峠へ行く。
まっくらやねえ |
前方にバイクが見える。
なんか、音が聞こえる。にぎやかだぞ。
おおお、Oカさん!
頑張ってください!
互いにエールを送りあう。
仁保峠を越えて、仁保に入る。
深夜なので、ラーメン屋さんも道の駅も営業していない。当たり前。
荷卸峠が始まる。
右手には中国自動車道が見え、時折、大型車がうなりを上げて走って行く音が聞こえる。
のたのた。はうように上る。
延々上り続けること約30分。
ようやくピークだ。
またストクルを羽織る。
ケーキさんはそのまま下るというので、先に行ってもらう。
追いかけますけえ。
ご覧の通り、今回のウノさんはライト3本態勢である。
ウノさんの艦橋部。TTポジションとったらアタマ支えてくれる(嘘) |
eTrexにあるのが、Ravemen社のPR600という最高600ルーメンのライトである。
今回は見通しの悪い下り坂だけ、全力モードで点灯。
通常はロービームの50ルーメンモード(10時間持つそうな)で、バイクの近辺を照らして使っていた。
午後9時ごろから使い始めたが、4時間ぐらいで充電が半分になったことを示す赤ランプが点灯。
でもそこから夜明けの5時ごろまで点灯していたから、まずまずの持ちではなかろうか。
もちろん、これに加えて安定のVolt300を2本付けて、メインライトとしていたけどね。
ケーキさんのVolt1600ほどじゃないけど、まあまあ明るかった。
次の300でも頑張ってもらおう。
さすがに差がついてしまって、下り坂の途中ではケーキさんに追いつけなかった。
下りたところで合流。
徳地の街を目指す。
佐波川沿いを走ることしばし。
橋を渡って街中へ。
午前3時23分、304.9キロ地点のPC4、ローソン徳地堀店にチェックインしたのだった。
着いた! |
つづく。
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