締め切りの8時20分まで、わずか27分。
まさにギリギリである。
お疲れサマーである。
さっきの下松のコンビニで寝過ごさなくてよかった。
と思っていたら、序盤の獺祭の工場あたりでご一緒した、大阪からの二人組と久方ぶりの遭遇。
無事、獺祭の直営店で発送を済ませてきたそうで、何よりです。
出先の名物を買うっていうのも旅の楽しみだよね。
このPCさえ越えれば、あとは平地を40キロほど。
普通に走れば2時間で着ける。
締め切りが11時なので、余裕だな。
しかし時速15キロというブルべスピードの絶妙さよ。
ギリギリ隊員にとっては、厳しくもあり、楽でもあり。
15分ばかし休み、最後の補給を済ませて出発。
今回も最後まで食欲が落ちなかったのは、うれしいところ。
もっとも多量のスイマーさんの前にはなすすべもなかったが。
国道188号を南東へ行く。
室積の交差点で左折。
ひたすら走ればいい。
右手に瀬戸内海が広がる。
海沿いの道を行く。
この辺に来ると、もう眠気はどこかに隠れてしまった。
ゴールだけを考えて、ペダルを回す。
20~25キロのペースだ。
疲れているが、足はなんとか回せる。
田布施を抜けて、柳井市街地に入る。
時刻は午前9時。
ゴールまであと20キロ。
このペースで頑張れば10時までにゴールできるんじゃね?
欲が頭をもたげてきた。
ケーキさんにもその旨伝える。
オラ、ちょっぴりやる気が出てきたぞ。
去年の400、柳井ではヘロヘロだった。
足を使い果たしてしまい、ペダルのビンディングを外すのにも苦労したほどだ。
その教訓で、今季からペダルをSPDーSLから、より軽い力で外せるSPDに変更。
ペダリングも回すペダリングに変更した。
その成果が実った。
柳井の河口にかかる橋を渡る。
曇り空でそれほど気温が高くないのが助かる。
このまま天候、持ってほしい。
大島大橋が見えてきた。
大畠の街を過ぎる。
軽いアップダウンをこなす。
大島大橋を通過。
岩国へ向かう。
よく見知った風景の中を行く。
荒れた路面が歓迎してくれる。
うれしくないが。
出発地点の潮風公園みなとオアシスゆうを右手に見ながら、走り去る。
陸橋を越える。
右手にゴール地点のセブンイレブンが見えた。
車の交通量が多いので、信号が変わるのを待って、道路を横断する。
ケーキさんと店内に入る。
いつものノンアルを購入。
時刻は午前9時46分。
ゴール。
400キロの旅が終わった。
今回もなんとか走りきった。
睡魔との闘いに打ち勝った。
良かった・・
店舗前では一足先にゴールしたモリリンさんが撮影サービス。
わしたちも他のランドヌールさんに撮影してもらった。ありがとう!
歓談を済ませ、みなとオアシスゆうに戻る。
カタヤマさんに手続きをしていただき、今回のBRMは終了だ。
27時間のところを結局、25時間46分。
昨年よりも4分遅かった。
今回のブルべ、エントリー48人中33人が出走。
完走25人中、タイムは後ろから3番目だった。
ギリギリ隊の面目躍如である。
いやあ、実にしんどい400キロでした。
5月に600キロ完走した経験を持ってしても、別のしんどさがあった。
今回、猛威を振るったのが睡魔だ。
何回も書いてきたが、これに尽きる。
BRMを快適に走るためには、前日からの節制が欠かせないと改めて思ったのだった。
ただ、ダメダメ一辺倒かというと、そうでもなかった。
無理せず脚を温存するペダリングを心掛けていたせいで、昨年悩まされた脚攣りに襲われることもなかった。
これまでの蓄積が生かされたと思いたいオヤジであった。
と、いうわけで7月22日は、BRM722高宮300キロの出走である。
これを完走すれば、今年のSRは確定する。
先日の豪雨の影響でコース変更となり、右回りに統一されたものの、夜を徹して走るナイトライドブルべである
そして正真正銘の真夏ブルべである。
夜明けからの猛暑をどう耐えていくかが、ポイントになると思われる。
ケーキさんと、300キロの旅を楽しもう。
その上で、あえて書く。
さあ、次はどこへ走ろうか。と。
〆は周一のつけ麺で。うんまい!! |
終わり。
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