2017年6月18日日曜日

BRM610広島 岩国・角島400km その2


6月10日(土)午前7時前。
わしとケーキさんは、朝日に照らされた岩国市由宇町の潮風公園みなとオアシスゆうにいた。
カープのCを想起させる弓状の人工海浜で、夏場はにぎわう観光地である。
とはいえ、この時間、この時期は人影もまばら。
今回の400ブルべに出走しようというヘンタイさんばかりが目立つ早朝なのであった。
しかしこの書き出し、昨年のBRM702とほぼ同じ。
物書きについては進歩がないようで。

1か月ぶりの人や久しぶりの人たちとあいさつを交わす。
記念撮影を手伝ったりとか。

team-Oのみなさん、今回は一大勢力でした。
今回は関西方面からの遠征組もいらっしゃったようで、ツイッターでつながっているオオイシさんとも初めてお目にかかったのだった。
に、しても「ブログ読んでいますよ」と言われると、うれしいような照れちゃうような。そしてサボれないなあと少々の重圧を感じたりもして。

山口在住のかっとび王、fuk@さんともあいさつができて、ちょっとうれしかったのでした。
ま、fuk@さんと遭遇できたのは、出発地点が最後でしたけどね(>_<)

0730からカタヤマさんのブリーフィングが始まる。
昨年の702と同じコースでもあり、淡々と進む。
クイズポイントの角島灯台の答えが、早々に分かってしまったのは秘密ですいね(←山口弁)。
今回は400の長距離だけど、女性の参加者が非常に目立つ。
ちなみにどのお方にも付いていけなかったのも、これまた秘密ですいね。

リザルトによると、エントリー48人中出走が33人。
梅雨時期の開催となったが、天候はなんとか持ちそう。
同じ日に高宮出発の400キロも開催されていたのだが、あちらは少数精鋭だったようだ。

今回の相棒はいつものウノさん。
サドルバッグをオルトリーブにして軽量化を図った。
バッグの上に、ストクルのジャケットを結わえ付けてある。
夏場ですからね。

モンベルフロントバッグには補給食のおむすび、シャモアクリーム、モバイルバッテリーなどを収納。
ミノウラのスペースマウントにはルート案内用のeTrex20とVolt300を2灯、600ルーメンのライトRAVEMEN PR600を装着する。
この配置は今回、何度か走行テストをして、使える水準にもっていった。
トップチューブバッグにはトレイルミックスを入れて、走りながらでもつまめるように。
お馴染み相棒のケーキさんも通勤用のコーダさんに新兵器を投入してきた。
新型Tiagraの34スプロケ! 夢の1対1を採用。

夜道を切り裂く頼もしい奴、キャットアイのVolt1600も導入し、ハンドル部分に艦橋を形成したのだった。

ツインライトが放つ光芒は、さながら宇宙戦艦アンドロメダの拡散波動砲のようでもある。
おれの尻を存分に照らしあげてください。
駐車場の出口でたたずみ、午前8時、スタート!

撮影・カタヤマさん
行ってきまーす!

撮影・カタヤマさん

撮影・カタヤマさん

撮影・カタヤマさん
まずは国道を北上。
ゴール地点のコンビニを右手に見つつ、進む。
由宇の街中。
そろそろ左折のはず。
とeTrex20を見ると、道案内のピンク色のラインが表示されていない。
あれ?出発前にセットしたのに。

たちまち由宇川沿いを左折する。
走りしながらeTrex20を操作して、軌跡管理から今回の軌跡を選ぶ。
よし、なんとか道案内を再開した。
ルート上にピンクの線が表示された。
これで一安心だ。

由宇川沿いをさかのぼっていく。
集団だ。
これだけたくさんの人と一緒に走れるのは、これが最初の最後になるだろう。
信号で止まる。

今回ソロ出場のモリワキさんが「eTrex大丈夫でしたか」と聞いてくる。
モリワキさんのeTrexもガイドが止まったという。
ぼくも全く同じ状態だったので、これはeTrexの癖なのだろう。
スタート直後にゴール地点のコンビニを通過したので、そこをゴールと判断し、道案内が終了したのではないだろうか。
どうやらケーキさんも同じ症状になったらしい。
PC1で会った参加者さんも同じ症状だったようなので、わしの解決策を教えてあげた。
スタート直後にゴール地点のそばを通過するコースの場合は要注意じゃね。

由宇球場付近の山越えが始まる。
みんな軽々と上っていく。
わしもついていこうとするが、心拍が150以上に上がっている。
あ、やめとこ。
脚を緩める。
みんな続々と追い抜いていく。
すごいなあ。速いなあ。




由宇球場を左手に見ながら、坂を上る。
小さな峠を越え、玖珂盆地にダウンヒル。
穏やかな田園地帯が広がる。


この辺りでご一緒したのが、大阪からの二人組。
今回の旅で、恐らくほぼ同じペースで走っていて、ゴールまで一緒になったのだった。

周東町の街中をすぎ、山へと向かう。
おなじみ姫路城の模型を過ぎる。

川沿いの木々に覆われた道を行く。
むっちゃ気持ちいい。
ずっとこんな道ならいいのにね。

川沿いの道が終わると、おなじみ獺祭のビルがドーンと。
大阪の二人組は「お土産にします」と立ち寄りに行った。
こういうのもブルべの楽しさだよね。


わしたちは目もくれず、坂を上がっていく。
ここからしばらく上りが続く。
まあのんびりいきましょう。

山の中に美しい棚田が広がる。
よく手入れされていて、見ていて気持ちいい。
農家の人たちが手入れされている。
目が合ったので、あいさつした。

なんとか最初のピークを過ぎる。

坂を下る。
ここからは周南の高原地帯を行く。

アップダウンが続き、なかなかしんどい。
前に自転車が見えるけど、なかなか追いつけない。

ようやく島地川ダムが見えた。

工事信号でストップ。

ダムを渡る。


しばらくはダウンヒルが続く。

徳地の田園地帯をひた走る。
風は強いが気持ちいい。

身体を倒してTTポジションで走る。
巡航速度が1,2キロ上がるのがわかる。
空気抵抗ってすごいんだね。

そして午前11時59分。
79.9キロ地点のPC1ローソン徳地堀店に到着したのだった。


つづく。

0 件のコメント:

コメントを投稿