どうも、たっかんです。
ブログを書いていたのですが、アップするのを忘れていました。
昨年9月の話です。
よろしかったらお付き合いください。
2022年9月11日(日)、久しぶりのブルベに出走してきた。
BRM911広島尾道・しまなみ・風和里200kmである。
フランスで200kmブルベが開催されてから百周年を記念するブルベである。
本来は昨年2021年に開催予定だったが、コロナ禍で延期されていたのだ。
満を持しての開催だが、あやうくエントリーしたのを忘れそうになっていた。
ともかく久しぶりのブルベだ。
2020年10月に600㎞を完走して以来である。
尾道市向島を午前7時に出発する。
当時は福山市在住だったので隣の市なのだが、それでも起床は午前4時になる。
朝食を食べ、トイレを済ませ5時に出発した。
パラパラと雨が降ってくる。
いやな感じだな~。
5時半に尾道着。
車を駐めて準備していると、これまた久々のケーキさんがやってきた。
これまで様々なブルべを一緒に走ってきた相棒である。
お互い仕事の都合でブルベを走れていない。
一緒に自転車にのるのも久しぶりだ。
土堂のセブンでむすびと水を購入する。
6時の始発まで少し待って、渡船で向島へ渡った。110円。
知り合いのモリリンたちと会って、テンションが上がる。
船内もほぼほぼ関係者だけだ。
ブルーライン沿いにしばし走って出発点の「有道ふれあいセンター」に着く。
われわれは7時出発組。
すでに6時出発組の姿はない。
それでも記念ブルベとあって参加者は多い。
続々と人が集まり、車検にも長蛇の列ができた。
小雨の中、ブリーフィングが始まる。
記念撮影用の大きい記念メダルが出たときはみんな受けてたな。
やったねこなきさん。
雨は止まない。
が、走り出すのがランドヌールというものだ。
7時にスタート!
雨が結構強い。
ブルーライン沿いを走って行く。
向島から因島へ。
因島大橋は2階建てなので雨を避けられるかな。
と思いきや、上の道路の隙間から容赦なく降りこんでくる。
しかも車道を通行した車がはねた水が、時折ざばーとまとまって落ちてくる。
これはやれん。
我慢して走り抜ける。
因島に渡る。
左手に畑が広がり、肥料のにおいが漂う。
路肩は水がたまり、走りにくい。
よけるように走っていると、「バシューン!」
いきなりものすごい破裂音が。
って、わしかい!
序盤にして、後輪がパンクの洗礼である。
ケーキさんに手伝ってもらいつつ、チューブを交換する。
タイヤに見事に傷がついているので、タイヤブートをかませた。
20分ぐらいは費やしたかな。
気を取り直して走り出す。
ほぼ最後尾である。
雨は相変わらず降ったりやんだり。
シューズカバーをしていないので、靴の中まで濡れてぐっちゃぐっちゃに。
このまま雨が続けば足の裏の角質が気持ちいぐらいにふやけて、一皮むけることであろう。
生口島を行く。
先を急ぐので、瀬戸田はかろやかにパス。
多々羅大橋を渡る。
広島と愛媛との県境でストップする。
今回は雨で人が少ないので、これができる。
人が多いときは、停車すると危ないもんね。
後方から福岡からのランドヌールさんがやってきたので、おなじみ多々羅の鳴き竜を紹介する。
哭きの竜じゃないよ。
どうやらしまなみは初めてのようで、喜んでもらった。
地元勢としてはうれしい限りである。
多々羅大橋を渡って、生口島のサイクリストの聖地の碑へ。
ケンセイさんとfukさんが待っていてくれた。
今回はAJ広島オールスターズじゃね。
レンタルステーションで空気つぎを借りて、パンクした後輪に空気をつぎ足す。
ハンドポンプでも4気圧ぐらいまで入っていた。
eTrexが電池がないと文句を言い始める。
充電したてを入れたのになあ。
ニッケル水素は信用できん。
↑って書いていたのに、この前の600で同じ過ちを繰り返すという・・。
伯方島のローソンで単3アルカリ電池を購入、439円。
10時前、身近島のキャンプ場を見下ろす。
天気が悪いので人が少ない。
雨がやんできた。
伯方島から大島へ。
伯方島のあたりで自転車道の清掃をしているボランティアさんとすれ違う。
感謝を込めて「ありがとうございます」と声をかける。
気持ちよく走らせてもらって本当にありがたい。
宮窪峠を越え、もう一つ小さな峠を越えると来島海峡大橋が見えた。
相変わらず橋は長い。
真ん中あたりで6時出発組のトップとすれ違う。
むっちゃ速いじゃん。
まだ11時前だよ。
AJ広島のブルベでおなじみのK岡さんもバビューンとすれ違う。
来島海峡大橋を渡りきる。
サンライズ糸山の撮影ポイントでパチリ。
だいぶ使用感が出ていたな。
ここから松山方面へ。
雨がやんだのはいいが、次第に気温が上がってきた。
湿度が高いので、結構体にこたえる。
対向車線に次から次へ現れるランドヌールたち。
見知った顔も多い。
あいさつしてエールを送る。
ほぼほぼ最終組だな。わしら。
12時5分に95キロ地点のPC1道の駅風和里に到着した。
変な顔して出迎えてくれるつねちゃん。
クローズが13時20分なので貯金は1時間以上にでけた。
ここでケーキさんの靴の靴底がはがれていると報告。
なのでペースが上がらなかったのね。
つねちゃんが養生テープで応急処理をしてくれた。
ありがとうございました。
一安心したので、食堂でランチ。
北条鯛めし定食1350円は実にうまかった。
刺身もこりこりだった。
12時50分から再び走り出す。
雲が切れて、青空が広がりだした。
気温がどんどん上がってくる。
軽い逆風に変わったのかな。
行きより巡航速度が落ちた。
ケーキさんは少し離れてついてくる。
本人いわくすでに足が売り切れとのこと。
早い早いよ、スレッガーさん。
まあ、本社時代は毎日40キロ自転車通勤してたのが、通勤時間ゼロの暮らしだからね。足が弱るのも無理ないわ。
暑いので、所々で自販機休憩が入る。
14時15分過ぎから来島海峡大橋を戻る。
海面まで高度があるので、股がひゅっとする。
特に馬島の周辺はスースーしまくる。
15分ほどで橋を渡り終わる。
丘を越えると、右手に亀老山がそびえる。
さあこれからヒルクライムの時間だ。
14時40分にブルーラインを右折して上りが始まる。
上からお仲間たちが次々と下りてくる。
坂はけっこうきつい。
風が止まり、蒸し暑さが増す。
時折、小型の観光バスが行き来する。
マイカーも多い。
グリーラインのようにメマトイがいないのが救いだ。
げにきつい。
時折、足をとめてドリンクを補給する。
押し歩きするランドヌールも多い。
そりゃ、しんどいよ。
わしの34Tでやっとって感じだもん。
あと500メートル。
ここからさらに斜度が上がっていく。
130キロ走ったあとの上りは足に効き過ぎる。
15時15分過ぎにようやく登頂した。標高は約300メートル。
予想以上にきつい山だった。
フォトチェックなので証拠写真をパチリ。
そして売店でご褒美の藻塩ジェラート400円を購入し、いただく。
食べ終わる頃にケーキさんも上がってきた。
またソールが壊れてしまって、最後の500メートルが押し歩きになったとのこと。
それは・・。お疲れさまでした。
頂上の駐車場はマイカーが引っ切りなしにやってくる。
観光バスのおじさんおばさんもわんさか。
駐車場から下ったところにある展望テラスもよかった。
ここからの夕景は素晴らしかろうて。
15時半過ぎから下山。
ここからは尾道に帰るだけ。
いつもの道をたんたんと帰る。
17時過ぎに多々羅大橋を渡る。
17時半にフォトチェックの耕三寺の山門に到着。
ここでもつねちゃんが出迎えてくれた。
近くのポプラでドリンク&おむすび休憩。
ここもその後、店を閉められたそうで。何とも寂しい限りだ。
夕暮れの海道を尾道へ急ぐ。
日が陰ってきたので。気温が若干下がってきて、走りやすくなってきた。
生口島から因島へ。
この日の日没は18時20分頃。
あたりが暗くなってきた。
向島に渡り、黄昏の因島大橋を望む。
空のグラデーションが美しい。
夜道を走り、向島を抜ける。
19時25分、福本渡船に乗り込む。
前にいたランドヌーズは6時組。
ということはクローズまであと5分。
内心やきもきされていたようだ。(無事認定完走されました)
船着き場の直ぐ近くのセブンでオールフリーを購入。
レシートの時刻は19時33分。
てことは12時間33分で完走か。
そのままゴール受付のゲストハウスあっこさんに移動。
いい感じのゲストハウスだった。
ということで久々のブルベを完走できたのだった。
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