道の駅を出発した我々。
小雨が降る中をダウンヒルしていく。
STRAVAを見ると、しばらく下って、やや上り、それからダウンヒルしたことになっている。
620メートルから一気に110メートル程度まで下ったらしい。
なだらかな下りだったのだろうね。
なんだかほとんど記憶に残っていないのよ。
でもしんどかったような気もする。
下りでウエットだから気を遣っていたのかな。
坂を下りきったら、国道439号に合流する。
悪名高い「酷道ヨサク」もこの辺は道路改良が済んでいて走りやすい。
また約10キロ上りが続くようだ。
川沿いなのでそれほど勾配はきつくはないが、平地じゃないので楽じゃない。
ちょっと休憩。
ケーキさんは、今回のブルべもアルミフレームの通勤車コーダさんで出走。
スタンド能力「自立」なので、便利なのだ。
カーボンのビチュー君はとにかく軽いのだけども、硬いので身体に応えるみたい。
コンポはTiagraの10速なので今度はこれにグランフォンドギアを装備しようと画策しているようだ。
サドルバッグはわしとおそろのR250。
6000円前後で若干重いけど十分役に立ってくれている。
谷間の道をじわじわと上っていく。
途中、休んでいるランドヌールが。
ありゃ、オカさん。
相当参っているようだ。
ただ、わしらも余裕はない。
前へ進むしかない。
この辺、雨が降ったりやんだりして、ストクルを脱いだり着たり、いろいろ迷っていたような気がする。
だらだらと上ること10キロ以上。
郷ノ峰トンネルを通過する。
この区間もすり減ったなあ。あまり覚えてないが。
ここからPC2がある大豊までは、なだらかな下り。
25~30キロぐらいのペースで川沿いを快走する。
日が落ちたので、フロントライトのVolt300を点灯する。
左手にスーパーがある。
ケーキさんの要望で補給することに。
わしは補給は大丈夫なので、この機会にシャモアクリームを塗り直す。
塗り塗り。
ケーキさんにも貸し出す。
ダメージ軽減になるといいが。
効果よりも、まずはさわやかなハーブの香りがポイント高かったようです。
今回持ってきたモバイルバッテリーは1万mAhの大容量のもの。
事前に試したら中華LEDライトも点灯できるパワーがあった。
そろそろ使いどころと思い、バッテリーにつなげ、スイッチを入れてみる。
が、ちょっと光るだけで、点灯しない。あれ?
何度か試したけどダメだった。
やはり信頼性に難がある機材はあかんな~。
600キロ、無駄な荷物を運んでしまったわ。
15分ほどで再出発。
あたりはすっかり暗くなってきた。
30分ほど走って、PC2のある大豊に到着した。
221キロ地点、ファミリーマート大豊店だ。
時刻は午後8時1分。
締め切りが午後9時48分なので1時間47分の貯金だ。
レシートを確認すると、山の中なのに海賊むすびとプリン、コーヒーを買ったことになっている。
たぶんここ |
が、全くといっていいほど記憶にない。
ドラマがない時、刺激が少ない時に人間の記憶力は低下するのね。
15分ほど滞在して出発。
次のPCは近いぞ。
30キロしか離れていない。
ログによると、ゆるやか上りを淡々と走っていたようだ。
標高360メートルからの下り。
記憶にない。
お、平地が近づいてきた。
道が分かれている。
大きい道は右だな。
右へ進む。
eTrexさんを見る。
なんか変。
ミスコースだ!
合図を出して、路肩へ止まる。
若干上り返して、広域農道への正しいコースへ戻る。
ケーキさん、ごめんごめん。
しばらく走る。
eTrexさん、あ、またミスコースですか!
もう1回引き返して正しい道を行く。
このへん、わしは集中力が切れていたのだろう。
すまんのう。ケーキさん。
高知平野に下りた。
広域農道をひたすら南下する。
農道が走っているだけあって、どうやら道の両側には田畑が広がっているらしい。
夜の闇の中なので、ほぼ見えないけど。
カエルの大合唱が響いている。
時折、合唱が止まり、また鳴き出す。
平坦な直線路だ。
時折、ビニールハウスがある。
中には促成栽培用(?)の赤い照明に照らされたハウスがある。
場末のバーのような怪しい雰囲気である。
幹線路をいくつか横切る。
交差点には立派なレストランがあったりする。
地図によると空港のそばを走ったらしいが、全くわからない。
体育館のようなものがあったのは覚えている。
土の匂い。
カエルのサラウンド合唱。
脚を回すわし。
午後9時51分、254キロ地点のPC3、ローソン南国前浜西店に到着したのだった。
つづく。
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