2016年4月10日日曜日

ツール・ツール・ド・うどん県ポタ その5(完)

中村うどんの釜玉。


艶やかなオレンジ色に輝く玉子と、なまめかしいまでに白いうどんの組み合わせの妙。



実に美しい一品であった。
この時点で4杯目。
尻上がりにおいしくなってきたが気がする。

まあ、おなかはそこそこ膨れてきたのだけれど。
締めの一軒は、餡餅をトッピングしたという「スイーツうどん」が食べられるという。
ほほう。それは楽しみぢゃ。

坂出の沿岸部を東へ向かう。

所々に川があり、当然橋がある。

橋というのは場合によっては、アーチ状になっていて、ちょっとした坂があるものもある。


そう、坂といえば上司K

「人間に優しくない」とか「こんなに橋を高くして、下を船が通るのか」とか。

さまざまな持論を展開して、橋の建造に疑義を呈しておられる。

その論理展開に妙に説得力があるのが、さすがにというべきか、なんというべきか。


さらに4車線の道路が、山すそをショートカットするように上っていたのだが。

「抜け道がある気がする」と港沿いの集落のほうを指さす。

「たいした坂じゃないですよ~」という声もあった。




そこまでして、坂を回避したいのか。







そうしたら、本当に坂を回避できたという(^-^;

恐るべき高感度センサー。

微妙な斜面ばかりか、坂を避ける道まで感知するとは・・・

脱帽です。


幹線道をひた走り、車を置いてきた仏生山方面へと向かう。

ほぼ平坦。

ほんまに平坦。




瀬戸大橋へと向かう高速道が見えてきた。

橋のたもとに公園があるらしいので、行くことに。

次の店に間に合うのか?

公園からは橋の威容が一望できる。

瀬戸大橋は鉄道と道路という珍しい、2階建て構造をしている。

列車が通るたびに頭上から轟音が鳴り響く。

なかなか珍しい風景だ。








みんなで記念撮影!





ガチオプロを先頭に再び走り出す。











時間は午後3時。

陽もそろそろかげってきた。


坂出市から高松市へと突き進む。

「山下うどん」のそばを通る。

幹線道路沿いなので情緒には欠けるが、最も近道なのである。

幹線道路から外れる。

おや?今朝1軒目に訪問した「中西うどん」が。

4時だというのにもう閉店していた。


急がないと。





われわれが行く店も大丈夫なのか。

いったんストップして、ノダカナが店に確認の電話を入れる。

「ラーメンやそばはあるけど、うどんはもう売り切れ」との由。

どうやら連休の中日とあって、大にぎわいで早々と売り切れたらしい。

なんと。

それは残念。

それともわれわれが遅れていなかったら間に合っていたのか。

それは・・・うどんの神のみぞ知る、ってことで(^_^;)


ともかく、今回のうどんポタは4軒訪問という結果でありました。

次に来るチャンスがあれば、訪ねてみたいなあ。

謎のスイーツうどん。


たちまち車を止めた場所に戻った。


その後、一行は5軒目を制覇できなかった憂さをはらすべく、骨付き鶏の名店「一鶴」を襲撃。



クルマを止めるだけで一苦労



待ち時間にもくじけず、骨付き鶏を堪能したのであった。

                             
見よ!野生に帰った拙者のあられもない姿を!




わしは生ビールまでいただく、わがままぶり。

Kooさん、往復の運転、ほんまにありがとうございました。

感謝に堪えません。


同行七人の皆さまもありがとうございました。

本当に、おいしい一日でした。


最後に狂句をば。

「うどんとは 飲み物なのだと 知る彼岸」

お粗末でした。



おわり




















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