中村うどんの釜玉。
艶やかなオレンジ色に輝く玉子と、なまめかしいまでに白いうどんの組み合わせの妙。
実に美しい一品であった。
この時点で4杯目。
尻上がりにおいしくなってきたが気がする。
まあ、おなかはそこそこ膨れてきたのだけれど。
締めの一軒は、餡餅をトッピングしたという「スイーツうどん」が食べられるという。
ほほう。それは楽しみぢゃ。
坂出の沿岸部を東へ向かう。
所々に川があり、当然橋がある。
橋というのは場合によっては、アーチ状になっていて、ちょっとした坂があるものもある。
そう、坂といえば上司K。
「人間に優しくない」とか「こんなに橋を高くして、下を船が通るのか」とか。
さまざまな持論を展開して、橋の建造に疑義を呈しておられる。
その論理展開に妙に説得力があるのが、さすがにというべきか、なんというべきか。
さらに4車線の道路が、山すそをショートカットするように上っていたのだが。
「抜け道がある気がする」と港沿いの集落のほうを指さす。
「たいした坂じゃないですよ~」という声もあった。
そこまでして、坂を回避したいのか。
そうしたら、本当に坂を回避できたという(^-^;
恐るべき高感度センサー。
微妙な斜面ばかりか、坂を避ける道まで感知するとは・・・
脱帽です。
幹線道をひた走り、車を置いてきた仏生山方面へと向かう。
ほぼ平坦。
ほんまに平坦。
瀬戸大橋へと向かう高速道が見えてきた。
橋のたもとに公園があるらしいので、行くことに。
次の店に間に合うのか?
公園からは橋の威容が一望できる。
瀬戸大橋は鉄道と道路という珍しい、2階建て構造をしている。
列車が通るたびに頭上から轟音が鳴り響く。
なかなか珍しい風景だ。
みんなで記念撮影!
ガチオプロを先頭に再び走り出す。
時間は午後3時。
陽もそろそろかげってきた。
坂出市から高松市へと突き進む。
「山下うどん」のそばを通る。
幹線道路沿いなので情緒には欠けるが、最も近道なのである。
幹線道路から外れる。
おや?今朝1軒目に訪問した「中西うどん」が。
4時だというのにもう閉店していた。
急がないと。
われわれが行く店も大丈夫なのか。
いったんストップして、ノダカナが店に確認の電話を入れる。
「ラーメンやそばはあるけど、うどんはもう売り切れ」との由。
どうやら連休の中日とあって、大にぎわいで早々と売り切れたらしい。
なんと。
それは残念。
それともわれわれが遅れていなかったら間に合っていたのか。
それは・・・うどんの神のみぞ知る、ってことで(^_^;)
ともかく、今回のうどんポタは4軒訪問という結果でありました。
次に来るチャンスがあれば、訪ねてみたいなあ。
謎のスイーツうどん。
たちまち車を止めた場所に戻った。
その後、一行は5軒目を制覇できなかった憂さをはらすべく、骨付き鶏の名店「一鶴」を襲撃。
クルマを止めるだけで一苦労 |
待ち時間にもくじけず、骨付き鶏を堪能したのであった。
見よ!野生に帰った拙者のあられもない姿を!
わしは生ビールまでいただく、わがままぶり。
Kooさん、往復の運転、ほんまにありがとうございました。
感謝に堪えません。
同行七人の皆さまもありがとうございました。
本当に、おいしい一日でした。
最後に狂句をば。
「うどんとは 飲み物なのだと 知る彼岸」
お粗末でした。
おわり
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