2014年9月25日木曜日

初秋の聖湖キャンプ1日目

9月某日。

はっち君との峠ライドを終えたわしはシャワーを浴び、キャンプの準備に取り掛かった。
テント2、タープ、ガソリンストーブ、ランタン、テーブル、チェア、クーラー、水タンク、シュラフ、着替え、自転車などなどをストリーム号の荷台に積み込む。

荷台の高さが低いので、自転車はばらして輪後袋に入れ、立てて収納する。
夜に合流するおかもっちは、自分用の装備を入手したので、わしが持参する必要はない。
チェアやシュラフが減るだけでずいぶん助かる。

30分がかりで積み込みOK。物置から運ぶのも結構しんどい。
特にしんどいのがスノーピークの焚き火台。
聖湖は直火が禁止されているので、欠かせない一品だ。
が、大き目の薪を載せてもOKな抜群の安定感と、分厚いステンレス鋼板による頑丈さの引き換えにともかく重い。
すべての装備を入れたコットンキャンバス地の収納袋を肩にかけると、ずっしりと重みが鎖骨に食い込む。
だが焚き火の楽しさには換えられないので、気張って車に積み込む。

クーラーには凍らせた2リットルのペットボトルを入れた。
12日ならこれで十分持つ。

積み込みが終わると荷台には空きスペースがなくなる。
生活には道具が必要なんだなあと実感する。

マックスバリュに寄って、買出し。
本日の夕食はサンマの刺身、ギョーザ(笑)。
刺身がある時点で、ぜんぜんキャンプっぽくないね。
でもほしいものを食うのが基本。
キャンプだからって焼肉やBBQをせんといけんわけじゃないし。

午後4時に高速に乗り、5時には現地到着。
運よく空いていたサイトに滑り込む。
どうやら日帰りで引き揚げたところだったみたい。
入り口付近の芝生広場そばのサイトだ。
後で一回りしてみたら、ほとんどの場所は埋まっていた。
さすが3連休の中日だな。


タープを立てる。
ウイング型なのでペグダウンは四つで済むのが手軽だな。



テーブルを出し、テントを張り、約1時間で設営終了する。
わしの基地ができた!


たちまちビール。
この一口がたまらない。


明るいうちに薪を拾って、夜の焚き火に備える。
長い木はノコギリで短くして使いやすくする。
生木っぽいが、松の木だし、なんとかなるだろう。


太陽が沈む。
周囲がだんだんと暗くなってきた。

のんびりと一人飯。
ギョーザはコンボダッチデュオのミニフライパンで焼いた。


安い出来合いのものなのだが、鉄鍋ギョーザのようで実にうまい。
キャンプ料理っぽくないが、刺身もイケる。
おいしゅうございました。

8時過ぎにおかもっちが到着。
差し入れの鶏皮をフライパンで焼く。
すさまじい量の油が出た。


これは健康によさそうじゃな~~。
でも、ビールを飲みながら食うとうまいのよね(^_^.)
つくづくダメ人間じゃわ~。


見上げると降るような星空が広がる。
スマホの星見アプリで「あれがベガか~」と確認しながら星を眺める。
便利な時代になったもんじゃ。
写真で撮ったら、さぞかしきれいなのだろうが、そこまでカメラの腕前もない。
涼しい、というかもう肌寒い。
吐く息は白く変わる。
やっぱ標高800メートルの高原は違うな。



焚き火の炎が本当に有難い。

今回テントはそれぞれに用意した。
わしのはモンベルムーンライトV型。
これにコットを入れて寝る。

おかもっちのはEUREKAのティンバーライン。
2人用で、ムーンライトⅢ型の原型ともいえるA型テントだ。
マットを敷いて休んでもらう。
それぞれにテントがあったほうが落ち着けるもんね。

焚き火をいじり倒して、12時前には就寝したのだった。



つづく

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