そう、待ちに待った昼飯の時である。
ピュアラインにしきは幸い営業していて、にぎわっていった。
ネコちゃんもお迎え。
ネコ好きのken2さんはさっそくあいさつ。
が、これを撮ろうとしてデジカメを出したところ、デジカメが手の中から元気よく飛び出して、ああああああああ、ガチャーン。
液晶が壊れたのだった。ああああああマジですか。
ま、幸い写真は写せたのだが。
ファインダーが使えないようになったわけだ。
これからは勘で撮影せんといけんようになった。ああ(-.-)
ともかくレストランで昼食。
わしは猪肉の野菜炒め定食を。
豚肉よりも歯ごたえがあり、おいしゅうございました。
満足して出発。
ここからは宇佐川沿いの国道434号をさかのぼっていく。
道路から見えるのが鉄橋やコンクリートの高架。
幻となった岩日線の錦町駅以北の区間なのだ。
結局、開業はされることはなかった。
が、途中まで完成していた路線跡は今も残っているのだ。
2車線の道はほぼ平坦。
車も少ない。
宇佐川の清流を眺めつつ上流を目指す。
実に走りやすい。
暑くなってきて、シャツを脱ぐken2さん.
ファンの方、必見です!
このまま434号を直進すれば、宇佐郷に至る。
そのまま松の木峠を上れば、吉和に戻れるのだが、それだと面白くない。
で、今回はお楽しみとして羅漢高原クライムをメインディッシュに据えてみた。
ken2さんの「坂上りたい」光線に負けたというのもある。
無言の圧力ってやつね。
434号を右折する。
いきなり急坂が現れる。
わしとケーキさんはじりじりと上る。
ken2さんはサクサクと上っていく。
バリさんもすいすいと上っていく。
結構な急坂だ。
力を入れると、前輪がふわっと浮き上がる。
うわ、こりゃあかん。
しばらくゼーゼーする。
山を巻いて高度を稼ぐ。
やや平坦な区間に出た。
道幅も広くなった。
ただ、行く手には大きな山塊が立ちはだかる。
これはもうちょっと一仕事せんといけんようで。
はははは。
結構な標高なのだが、家は所々にある。
お、先行するバリさんが見えた。
山の上のほうの道をするすると上っている。
と、いうことはあそこまで上らないとこの道は終わらないわけで。
工事現場に出る。
この辺きつい。
で、途中、道が二手に分かれていた。
右は下っている。左は上っている。
「あなたが落としたのは、本郷への楽な下り坂ですか。それとも山頂へのきつい登坂ですか」
と、山の女神さまに聞かれた気がするのは気のせいでしょうか。
ああそうですか。
当然のように登坂を行く。
道は狭く折れ曲がり、木々に覆われて暗く、そしてきつい。
eTrexさんも、こんな地図を示しておられる。
ケーキさんと二人這いずるようにして上っていく。
柱ケ瀬の集落。
標高約670メートル。
予約式のバスも走っているようで。
午前中に走った深谷大橋周辺が眼下に見える。
おじいさんが柿をつんつんしていたので、あいさつする。
軒先には干し柿が吊るしてある。
まったく、人間はどんなところでも生きていけるのだね。
そして、幾多の苦難を乗り越えて、らかん高原らしき場所に到着!
ken2さん、バリさんが待っていてくれた。
どうもお待たせです。
息が上がっている。
撮影・ken2さん |
下の分かれ道から延々、52分も上っていた。
疲れるわけだ。
標高約820メートル。
下の交差点からだと8.2キロ、標高差582メートル。
同じ区間をken2さんは37分で上ってきたとか。
バリさんも47分ぐらいとか。
まじっすか。
うう、かなわん。
一服して、広島県境まで、もうひと上りする。
時間は午後3時前。頑張らないとね。
広島県境は標高約980メートル。
よくも上ったもんだ。
ウインドブレーカーを着込む。
北斜面なので、太陽があたらず肌寒い。
しかし、進まなくては。
寒さに震えつつ、坂を下りる。
坂を下りる。
寒い時期のダウンヒルをこなしていると思う。
下り坂なんてなければいいのに、と。
我慢の時間は長く感じる。
20分ほどのダウンヒルを耐える。
お、ようやく国道186号に出た。
左へ上れば吉和なのだが、すっかり体が冷えた。
なので、右折してちょっと下って、道の駅の「スパ羅漢」でブレークだ。
誰かが頼んだケーキセット |
ここでいただいたカフェオレのおいしかったこと。
出てくるまでに時間がかかったのが難点だが、一息つけた。
そして、スパ羅漢から吉和への登坂だ。
決してきつい坂ではないのだが、なかなか体が暖まらずに往生した。
夕日と紅葉のコントラストが美しい。
坂を上る。
途中、バリさんが落ちてきたので頑張って抜かす。
ピークに到着し、吉和に入る。
あとはgdgdと下って、本日のライドは終了。
午後4時過ぎ。
なんとか暗くなるまでに帰ることができた。
85.1キロ、平均時速19.1キロ。
この後、月曜日だったので吉和の温泉施設に二つとも振られたのは秘密(-.-)
ともあれ、ケーキさん、バリさん、ken2さん、楽しい時間をありがとうございました!
また遊びましょう。
さあ、次はどこへ走ろうか。
つづく